チーム紹介
関西大学(6年ぶり17回目)
チームからのコメント
関西大学体育会サッカー部は、目標である「全員サッカーで日本一」を実現するために、約180人の部員と共に日々活動しています。今シーズンのスローガンは「蹴念」です。執念の「執」を「蹴」に変えることで、近年満足のいく結果を残すことができていない現状を変え、サッカーで日本一になるという思いが込められています。目標達成のため、ピッチに立つ選手もスタンドの選手も一丸となり関大らしさ全開で勝利を目指します。
チーム紹介
大阪サッカー選手権大会の決勝は、関西大学がFC大阪に2―0で勝利した。前半に百田真澄、後半に久乗聖亜とFW陣がゴールを決めて、6年ぶり17回目の天皇杯出場となった。
JFLのチームを撃破して大阪府代表の座を勝ち取ったことが示すように、大学生ながら社会人にも引けを取らない実力者たちが、日々鍛錬を積み重ねてチーム力を高めている。技術を生かしてパスをつなぎながら攻撃を組み立てつつ、状況によっては決勝のゴールのようにシンプルに相手の背後へボールを送り込んで好機をつくり出す判断力も持つ。キャプテンの深沢佑太は「負けず嫌いで元気な選手が多い。1試合で卒業後の進路が変わるかもしれない夢のある舞台で、何かを起こせるだけの力はあると思う」と自信をのぞかせる。
チームを率いる前田雅文監督は、選手時代にガンバ大阪などで活躍。J1リーグ通算1万ゴール目を決めたことでも知られる。自身がJリーグ選手として経験したことも踏まえて「天皇杯はアマチュアや学生にとって、やりやすい大会。JリーグやJFLは『負けられない』という立場やプライドがあり、難しい。自分たちはチャレンジャーとして、一発勝負に挑みたい」とジャイアントキリングを目指す。
(雨堤俊祐)