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準々決勝は8月30日開催!熊本は“台風の目”となるか 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会
2023年08月28日
天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会は8月30日(水)に準々決勝を開催します。
日本一を決する天皇杯も佳境を迎えます。ここまで勝ち残っているのはJ1が7チームとJ2が1チーム。J2勢で唯一準々決勝までたどり着いたのはロアッソ熊本(J2)です。熊本は2回戦でJ3所属のFC琉球(沖縄県代表)とのPK戦にまでもつれる接戦をものにすると、3回戦ではサガン鳥栖(J1)を延長戦の末に撃破。さらにラウンド16(4回戦)ではFC東京(J1)を2-0で破り、クラブ初の準々決勝進出を決めました。ここまでの3試合で3得点を挙げる25歳の松岡瑠夢選手や2得点を記録している17歳の道脇豊選手といったフレッシュな選手が躍動しており、今大会の“台風の目”となっています。準々決勝ではリーグ戦でも好調なヴィッセル神戸(J1)との一戦。果たして快進撃は続くでしょうか。
熊本と同じようにクラブの新たな歴史を懸けて準々決勝に臨むのはアビスパ福岡(J1)とアルビレックス新潟(J1)です。
福岡のこれまでの最高成績は2010年度と昨年度、今年度のベスト8。昨年度は後に優勝を果たすヴァンフォーレ甲府に破れ、記録更新はならず。今大会は湘南ベルマーレ(J1)との対戦が待ち受けます。現在リーグで8位と健闘している福岡に対し、湘南は18位と厳しい戦いが続いてます。今季のリーグ戦の戦績は福岡の2勝。福岡が初のベスト4進出なるか、湘南が復調のきっかけをつかむか。互いのプライドがぶつかり合う一戦となりそうです。
新潟も福岡と同じく、2009年度と今大会のベスト8が過去最高位。今大会は2回戦でレイラック滋賀(滋賀県代表)、3回戦でカターレ富山(富山県代表)、ラウンド16でFC町田ゼルビア(J2)といずれも下位カテゴリーの相手からの挑戦を退けて2度目の準々決勝に駒を進めました。対するのは第100回大会の覇者である川崎フロンターレ(J1)。川崎Fも2回戦から栃木シティFC(栃木県代表)、水戸ホーリーホック(J2)、高知ユナイテッドSC(高知県代表)から勝利を挙げており、新潟とともに準々決勝で初めてJ1同士の顔合わせとなります。ハイレベルな戦いの末にどのような結果が待っているでしょうか。
その他、互いに優勝経験のある柏レイソル(J1)と名古屋グランパス(J1)の一戦も開催されます。勝ち残っているチームにとっては、残り3勝で頂点に手が届くところまで来ています。ますます熱を帯びていく天皇杯の戦いにご注目ください。
【1回戦】5月20日(土)、21日(日)[予備日:5月22日(月)]
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)[予備日:7月19日(水)、26日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)[予備日:8月9日(水)]
【準々決勝】8月30日(水)[予備日:9月13日(水)]
【準決勝】10月8日(日)
【決勝】12月9日(土)
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