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【臨時理事会】2023年8月31日付 公表
2023年08月31日
2023年8月2日(水)、愛知県/CSアセット港サッカー場にて行われた天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会ラウンド16(4回戦) 名古屋グランパス対浦和レッドダイヤモンズ(以下、浦和レッズ)の試合後に発生した事案について、8月31日に開催した日本サッカー協会臨時理事会にて審議した結果、以下の通り、決定した。
1.対象者
浦和レッズ サポーター 18人
2.決定の内容
①17人
無期限の入場禁止(日本国内で行われるすべての試合(本協会主催試合に加え、Jリーグや各種連盟等が主催する試合を含む)
②1人
5試合の入場禁止(本協会が対象試合を指定する)
3.決定の理由
本協会の定める試合運営管理規定第4条(禁止行為)に該当する複数の禁止行為が確認されたため。
4.事案の概要
2023年8月2日(水)に愛知県/CSアセット港サッカー場にて行われた天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会ラウンド16(4回戦) 名古屋グランパス対浦和レッズの試合終了後、複数の浦和レッズサポーターが、以下の複数の禁止行為を行い、その結果、人的・物的被害及び安全確保上危険な状態を発生させたことから、本協会の定める基準に則り、行為者に対し、上記2.を決定した。
禁止行為①フィールドへの侵入行為(試合運営管理規定第4条第14号)
禁止行為②暴力行為(同第6号)
禁止行為③迷惑危険行為(同第28号)
禁止行為④破壊行為(同第16号)
禁止行為⑤横断幕に係る問題行為(同第27号)
5.その他
①今回の決定は2023年8月31日時点で本協会による調査により把握できた事象に関するものであり、今後、本協会による調査等により新たな禁止行為が確認できた場合には別途本協会が当該行為者に決定を行うことがある。
②今回の決定は本協会によるものであり、当該クラブその他の団体から別途何らかの決定がなされる可能性がある。
③当該クラブに対する懲罰(その有無も含む)は、本協会規律委員会の所管で審議決定する。
④今回の行為者の情報について、国際サッカー連盟(FIFA)及びアジアサッカー連盟(AFC)に報告する。
⑤今般の事象に鑑み、誰もが安全に試合観戦のできる環境を構築し、提供する責務を果たすべく、本協会の定める規定、基準等についても必要に応じて見直し等の検討を行う。