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第37回皇后杯 準々決勝進出チーム紹介vol.3 悲願の初優勝へ! 浦和レッズレディース
2015年12月13日
昨年はなでしこリーグを制覇した浦和レッズレディース。皇后杯はこれまで4度ファイナリストとなるものの、いずれも勝利は掴めず、優勝の経験はない。昨年のリーグ覇者として臨んだ今シーズンは開幕から連敗スタートとなり、加えて今季より加入した代表経験を持つDF長船加奈選手も怪我のため長期離脱となって苦しい状況が続いた。なかなか連勝を飾ることができず、初の連勝となったのは9月5日の第14節、13日の15節での2連勝のみ。長船選手が復帰し、レギュラーシリーズ終盤は負けなしで終えたものの、エキサイティングシリーズでは今季チーム最多得点を挙げ、今シーズンの新人賞にも輝いたFW清家貴子選手が怪我のため戦線を離脱。8ゴールを挙げたストライカーの不在が響き、エキサイティングシリーズも勝ち星を伸ばすことはできなかった。
今大会は、エースストライカーに成長した清家選手の不在が大きいものの、最終ラインの長船選手、高畑志帆選手、中盤の柴田華絵選手、猶本光選手、前線の吉良知夏選手、後藤三知選手と代表経験者がセンターラインを固めているだけに大崩れしないのはチームのストロングポイント。今大会2回戦、3回戦も様々な形でゴールを奪い、チーム力の高さを証明した。ストライカーの不在をチーム全体でカバーすることができれば、初優勝への道は開けるだろう。
JFA-TV
第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
決勝 12月27日(日) 神奈川/等々力競技場
準決勝 12月23日(水・祝) 神奈川/等々力競技場
準々決勝 12月19日(土) 宮城/ユアテックスタジアム仙台、東京/味の素フィールド西が丘