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第38回皇后杯 準々決勝進出チーム紹介 vol.3 エースのゴールが勝利の鍵、狙うは初戴冠 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

2016年12月10日

第38回皇后杯 準々決勝進出チーム紹介 vol.3 エースのゴールが勝利の鍵、狙うは初戴冠 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

2015シーズンは4位にランクしたジェフユナイテッド市原・千葉レディース。しかし今年のなでしこリーグ1部では、7位と順位を大きく下げてしまった。リーグ中断以降に行われた終盤戦で2勝1分4敗と負け越してしまったことが順位にも反映された。顕著なのは失点数。昨季は12失点だったが、今年は倍の24失点をリーグ戦で喫してしまった。なでしこジャパンにも名を連ねるGK山根恵里奈選手を中心に準々決勝までの期間で守備面での改善が図れているかがこれからの戦いの大きな鍵となりそうだ。

ジェフの中核を担うのは、GK山根恵里奈選手とエースストライカー菅澤優衣香選手のなでしこコンビだ。攻守の鍵となるこの両選手のパフォーマンスがチームの勝敗に大きく影響を与えている。さらに菅澤選手、そして10番を背負う深澤里沙選手のゴールがチームに与える影響力は大きい。この両選手のどちらかがゴールを奪った試合の勝率は7割を超える。ポイント獲得率とすると、8割を超える数字となる。攻撃を牽引する両選手のシュートがゴールネットを揺らし続けたとき、ジェフは初タイトルへの道を進み続けることになるだろう。鴨川実歩選手、安齋結花選手といったジェフのアカデミー出身選手がトップチームへ昇格し、試合を経験する中で成長し、レギュラーの座を掴んだこともチームを活性化する要因となるはずだ。

日本を代表するGKとストライカー、そして彼女たちをサポートする選手たちが有機的に機能したとき、今季のなでしこリーグカップを超える喜びがチームにもたらされるだろう。

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皇后杯準々決勝(12/17開催)

      • 日テレ・ベレーザ
        (なでしこ1部/東京)
vs
      • ジェフユナイテッド千葉レディース
        (なでしこ1部/千葉)
12月17日(土)11:00キックオフ(予定)
Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)
      • アルビレックス新潟レディース
        (なでしこ1部/新潟)
vs
      • AC長野パルセイロ・レディース
        (なでしこ1部/長野)
12月17日(土)16:00キックオフ(予定)
ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台レディース
(なでしこ1部/宮城)
vs ノジマステラ神奈川相模原
(なでしこ2部/神奈川)
12月17日(土)19:00キックオフ(予定)
ユアテックスタジアム仙台
浦和レッズレディース
(なでしこ1部/埼玉)
vs INAC神戸レオネッサ
(なでしこ1部/兵庫)
12月17日(土)14:00キックオフ(予定)
Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)

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第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2016年10月22日(土)~2016年12月25日(日)
準々決勝:12月17日(土) ユアテックスタジアム仙台・Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)
準決勝:12月23日(金・祝) 味の素フィールド西が丘
決勝:12月25日(日) フクダ電子アリーナ

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