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第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 21日(木)に準決勝を開催
2017年12月20日
第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は、12月21日(木)にヤンマースタジアム長居で準決勝を開催します。日テレ・ベレーザと浦和レッズレディース、ジェフユナイテッド千葉レディースとノジマステラ神奈川相模原が決勝進出を懸けて対戦します。
日テレ・ベレーザ vs 浦和レッズレディース
なでしこリーグ3連覇を達成したベレーザと皇后杯初優勝を狙う浦和による一戦は、3年前にベレーザが優勝した第36回大会の決勝と同じ顔合わせとなりました。その試合では、田中美南選手のゴールでベレーザが1-0で勝利しています。
浦和にとってベレーザは、今季のリーグ戦で2敗を喫した分の悪い相手。しかし、リーグカップ準決勝ではPK戦の末に浦和が勝利しています。僅差の勝負に持ち込めば浦和にも勝機が転がり込んでくる可能性は十分にあります。
勝負の行方は両チームのエースFWが鍵を握ります。ベレーザの田中美南選手はリーグ戦15得点で昨年に続きリーグ得点王に輝いています。一方、浦和の最多得点者は、今季から千葉から加入した菅澤優衣香選手です。新加入ながら開幕当初から得点を重ね、ランキング2位の9得点をマークしています。先日のEAFF E-1サッカー選手権決勝大会でもなでしこジャパン(日本女子代表)として活躍した両ストライカーのプレーから目が離せません。
ジェフユナイテッド千葉レディース vs ノジマステラ神奈川相模原
もう一方の準決勝は、初優勝を目指す千葉とノジマによる一戦です。千葉は2012年以来2度目、ノジマは初のセミファイナルを迎えます。
千葉は今季のリーグカップ決勝で浦和を破り、初タイトルを獲得しました。明確な得点源となる選手はいませんが、カップ戦でも日替わりでヒロインが生まれるなど総合力で初の日本一を射程圏内に捉えています。
2012年に発足したノジマは、初挑戦となった今季のなでしこリーグ1部で3勝5分け10敗と苦しみながらも、8位で残留を決めています。皇后杯では3戦3得点の南野亜里沙選手を中心に、順調に勝ち進んできました。3回戦では早稲田大学(関東/東京)と対戦。早稲田大は前回大会の優勝チームであるINAC神戸レオネッサ(なでしこ1部/兵庫)を破るなど“ジャイアントキリング”を続けていましたが、ノジマが意地を見せ、4-3で勝利を収めています。
カップ女王が5大会ぶりのファイナル進出を決めるか。それとも勢いに乗るノジマが初の大舞台に立つのか。女子サッカーの日本一を決する戦いに、ぜひともご注目ください。
開催期間:2017/10/28(土)~2017/12/24(日)
1回戦 10月28日(土)、29日(日)
2回戦 11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)
3回戦 11月11日(土)、12日(日)
準々決勝 11月18日(土)、19日(日)
準決勝 12月21日(木)
決勝 12月24日(日)
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