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ノジマ、浦和などなでしこ1部チームが準々決勝への切符を手にする 皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会3回戦

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2020年12月13日

ノジマ、浦和などなでしこ1部チームが準々決勝への切符を手にする 皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会3回戦

皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会は、12月12日(土)に3回戦の6試合を開催しました。今年7月に完成したカンセキスタジアムとちぎでは、2020プレナスなでしこリーグ1部覇者の浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉)を含む4チームが、ベスト8進出を懸けて対戦しました。

ピックアップマッチ1

ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ1部/神奈川) 2-1(前半1-1、後半1-0) 愛媛FCレディース(なでしこ1部/愛媛)

なでしこ1部同士の対戦となったノジマステラ神奈川相模原と愛媛FCレディースの試合は、開始早々の2分に動きます。右サイドに流れたノジマの南野亜里沙選手から、平田ひかり選手がスルーパスを受けてゴール左下に流し込み、幸先よくノジマが先制しました。

しかし、今季は初のなでしこ1部で経験を積んだ愛媛Lもしっかりボールをつなぎ、左サイド山口千尋選手と右サイド大矢歩選手の両翼が攻撃に絡みます。その成果が19分、大矢選手が右サイドを突破して右足でクロスを入れると、ゴール前に山口選手が走り込み、相手に競り勝ちながらヘディングで1-1となる同点ゴールを決めました。

ノジマは山口選手のドリブル突破を警戒しながらも、ミドルレンジのパスで攻撃の糸口を探しますが、なかなかいい形に結びつきません。61分には、川島はるな選手が深い位置までドリブルし、松原有沙選手のミドルシュートにつながりますが、ゴールはならず。しかしその積極性が、ついに決勝点を生みます。82分、松原選手のシュートがゴール正面の南野選手の足元に入ると、それを素早く南野選手がゴール左に決めて勝ち越し。「松原選手のシュートがうまくこぼれてきた」と振り返る幸運も重なり、2試合連続決勝点のエース南野選手が準々決勝に導きました。

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ピックアップマッチ2

浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉) 2-0(前半1-0、後半1-0) 大和シルフィード(なでしこ2部/神奈川)

なでしこ1部で優勝を飾った浦和レッズレディースに、初めて3回戦に進出した大和シルフィードが挑戦した試合は、なでしこジャパン(日本女子代表)選手を多く擁する浦和が主導権を握りながら進みました。

序盤は大和Sがしっかり体を寄せて厳しい守備を見せますが、時間経過とともに浦和の左サイドバック高橋はな選手と右サイドバック清家貴子選手が攻撃に転じ、猶本光選手の果敢なシュートも手伝って、大和Sの勢いを弱めていきます。すると、栃木県出身のセンターフォワード安藤梢選手の活躍に、カンセキSの観客から大きな歓声が挙がります。18分、ペナルティーエリアで横パスを受けた安藤選手が、ゴール左に決めて1点目。51分には高橋選手からボールを受けた猶本選手が左サイドからクロスを送ると、再び安藤選手が左足でダイレクトシュートを決め、2-0とリードを広げました。

浦和はその後も攻撃の手を緩めず、72分のFKを猶本選手が蹴って直接ゴールを狙いますが、大和SのGK田中桃子選手がセーブし、こぼれ球を中野ひかり選手がクリア。大和Sの粘りでそれ以上スコアは動きませんでしたが、浦和の森栄次監督は「ゲーム運びはうまくいった」と、2戦連続完封勝利に納得の表情を見せました。

また、凱旋試合で勇姿を見せた安藤選手がピッチを退く際には、その活躍を称賛するようにスタンドからは大きな拍手。ベテラン安藤選手が率いる浦和は、初の皇后杯優勝にまた一歩近づきました。

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監督・選手コメント

北野誠 監督(ノジマステラ神奈川相模原)
愛媛は上手なのでなるべく相手陣地でプレーしました。山口選手のスピードは別格なので、ビルドアップを(反対の)右サイドに持っていきました。1-0で勝てればよかったんですが、前からのプレッシャーはできていたので、これを次に生かしたいです。今日の試合では愛媛にゴール前へパスを入れられることはありませんでした。また一週間練習して、準々決勝でもそのブロックに相手が入って来られないかどうか見たいと思います。

MF #14 山口千尋 選手(愛媛FCレディース)
負けはしましたが、自分たちらしいサッカーが前半からできていました。前回大会は0-3でノジマに負けて悔しさを引きずっていたんですけど、今日は悔いなく終われたかなと思っています。リーグ1部に昇格した今季はプレースピードが上がりましたが、ドリブルへの対策をされた時に自分がどう取り組んでいくかが今後の課題かなと思います。

FW #10 安藤梢 選手(浦和レッズレディース)
相手は勢いがあったので1点目が大事になると思っていました。慌てることなく落ち着いて先制できてよかったです。2点目も味方の選手があの高い位置まで行ってくれて、みんなが自分らしさを出しながら生まれたゴールでした。森監督になって2年目で、控え選手も含めてやることがはっきりしていて、みんな自信を持って森監督が目指すサッカーに取り組めています。

GK #16 田中桃子 選手(大和シルフィード)
スピード感がリーグ2部とは全然違いましたが、そこから修正して後半は反応もできました。試合中に改善できたので、多少は今後の成長への自信になると思います。(昨季は)DFライン背後を突破された失点が多かったのですが、DFラインと一緒に改善して今季は失点数を減らせました。今後は今日のトップレベルをベースに取り組めば、もっとうまくなれると手応えもあった試合でした。

開催期間:2020年11月28日(土)~2020年12月29日(火)
【1回戦】11月28日(土)・29日(日)
【2回戦】12月5日(土)・6日(日)
【3回戦】12月12日(土)・12月13日(日)
【準々決勝】12月19日(土)・12月20日(日)
【準決勝】12月24日(木)
【決勝】12月29日(火)

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