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キヤノン ガールズ・エイト JFA中国ガールズ・エイト(U-12) サッカー大会 山口が上位独占
2015年03月23日
3月22日(日)、キヤノン ガールズ・エイト ~JFA中国ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会は順位決定トーナメントを行いました。会場の山口県大島郡周防大島町の「長浦スポーツ海浜スクエア」は少々冷たい風が吹く中、1日目のグループリーグでも力を見せていた山口の2チームが決勝に進出。優勝はリパイン山口、準優勝はサモーレ山口、3位は広島鹿娘という結果になりました。
選手コメント
川島琴海 選手(リパイン山口)
今日優勝ができたのは、みんなが頑張って私にアシストをしてくれたり、頑張って守ってくれたからだと思います。点を決めたのは私だけど、私の力じゃなく、みんなのおかげだと思っています。そして、アップをやっている時に指導してくださったコーチや審判の方にも感謝したいです。みなさんが、いろいろとやってくれたから優勝が出来たんだと思います。2日間共に積極的にシュートを打つことが出来たので良かったです。
広重柚那 選手(サモーレ山口)
今日一日で良かったところは、積極的にシュートを打ったところとあきらめずに最後まで戦い抜いたところ、ときどき中でボールを受けることができたことです。昨日のプレーを改善できていたと思います。悪かったところは、まだ中でボールを受ける回数が少なかったことや、中盤の競り合いで少し負けていたところです。でも今日は準優勝という良い結果が出せてよかったです。これからもサッカーを頑張っていきたいと思います。
山田佳歩 選手(広島鹿娘)
こうやって他の県の人たちと試合が出来るのはいろいろな方とのおかげだと感謝しながら、試合ではさまざまなプレーができました。1試合目では、山口に5点取られたけれど、チーム全体でラインを上げていきながら、前でプレー出来たので3ピリオドの時に2点取ることができました。1試合目で良かったこと、2試合目でも続けて悪かったことは、チーム全体で話し合って修正していきたいです。2試合目は岡山に3-1で勝ちましたが、1点失点してしまったので、この悔しい思いを忘れず、次の試合に向けて頑張っていきたいです。中学校高校でもさらに技術を磨いて、この大会で学んだことを活かしていきたいです。このチームで試合することは今日が最後なので、最高のプレーが出来てよかったです。
総評
和田敬 ナショナルトレセンコーチ
春到来を実感する暖かな日差しの中、年間を通じて行われた県トレセンの成果を存分に発揮し、山口県の2チームが優勝、準優勝という結果を収めました。中国5県のU-12の少女たちが、2日間緑のピッチを駆け回るその姿は、まさに未来のなでしこたちを予感させるものでした。また、「リスペクトワークショップ」も開催され、オフザピッチの関わりのなかでも感謝を具現化することの重要性を選手、指導者共に体感することができました。そして、ご協賛いただいた大塚製薬株式会社のレクチャーはいつもにも増し、「わかりやすく、現場で生かされるもの。参考になった」という参加者の声が多くありました。年度の終わりに開催したこの大会により、1年の課題と成果を確認でき、次年度への新たなスタートとなりました。中国5県の選手・指導者にとって、この大会は広く大きな意味を持ち、一つの指標となることでしょう。
また、U-12の選手登録が一本化されたこともあり、この機会に中国5県の4種委員長や関係者の方々にも多数ご視察いただき、同時に合同会議も開催され、今後の方向性を十分に確認することができました。「百聞は一見にしかず、現場は見なきゃわからない。中国5県の少女の現状がよくわかった。来て良かった。」という声もありました。
最後に開催に際し、ご尽力いただきました開催県、協賛各社の皆様に感謝の言葉が尽きません。厚くお礼申し上げます。
キヤノン ガールズ・エイト ~JFA中国ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会~
2015年3月21日(土)~3月22日(日)
山口/長浦スポーツ海浜スクエア
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