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キヤノン ガールズ・エイト 〜 JFA東北ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会~ 秋田LFCラフィーユが優勝
2014年10月20日
前日の雨とは打って変わって秋晴れのすがすがしい天気の中、「キヤノン ガールズ・エイト - JFA東北ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会 -」最終日の試合を行いました。グループリーグでの結果に基づき、最終日は順位別トーナメントを実施。各グループ 1位、2位の8チームによる決勝トーナメントでは、前日を上回る熱戦が繰り広げられ、秋田LFCラフィーユが優勝。準優勝は仙台若林FCFace、3位は石巻女子トレセンU-12となりました。
閉会式では、各チームに表彰状を進呈し、野田朱美女子委員長が選手へメッセージを送りました。
総評
加藤賢二(ナショナルトレセンコーチ東北女子担当)
初日は気温が低く、雨が降ったり、晴れ間が見えたりとめまぐるしく天気が変わり、選手にとってはコンディション調整がとても難しい中での試合となりました。しかし、選手たちは元気いっぱいに走り回り、みんなでゴールを目指していました。もちろん、ゴールキーパーを中心にみんなで必死にゴールを守るシーンも見られ、とても見応えのある試合が展開されました。そのおかげで、試合中はベンチの選手・スタッフはもとより、応援の保護者の皆さんも寒いことや天気が悪いことをすっかり忘れてしまっていたのではないでしょうか。
2日目の順位別トーナメントは、晴天の中で行われ、実力の拮抗した好ゲームばかりでした。特に準決勝の2試合はどちらのチームが勝ってもおかしくないレベルの高さで、見る方も手に汗握る好ゲームでした。そんな中で優勝した秋田LFCラフィーユはゴールキーパーの活躍もあり、守備面でも安定した力を発揮してくれました。
下位トーナメントでも将来性を感じるプレーを何度も目にすることが出来ました。プレーの判断を自分で行い、下した判断に自信を持ってプレーする機会が増えれば、もっともっとサッカーが楽しくなると思います。
夜の指導者講習会では、夏の全日本少年サッカー大会のテクニカルスタディグループ(TSG)の報告をもとにU-12年代の現状を確認し、男の子・女の子に関係なくU-12年代で求めたいスタンダードが何であるのかを共有出来たことも今大会での成果のひとつであったと思います。
この大会は来年度から開催時期・大会形式などいくつかの変更があります。今後の大会のあり方を模索しつつ、大会の準備・運営にご尽力いただいた関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
コメント
長内孝次 監督(仙台若林 FC Face)
一戦ごとに選手たち同士で話し合い、チームとして成長できたことが大きな収穫でした。
大久保希望 選手(仙台若林 FC Face)
私たちのチームは、6年生が3人の中、1人がケガのために出られなくなりました。その子のためにも優勝しようと、自分たち2人が中心になって5年生、4年生のみんなとチーム一丸になって頑張りました。残念ながら優勝はできませんでしたが、昨年より1つ順位が上の準優勝になってとてもうれしかったです。
加藤陽奈子 選手(仙台若林 FC Face)
東北大会では、最後まであきらめずに戦えたので良かったです。石巻女子トレセンと戦った時は、試合終了間際に同点を決めて、PK戦で勝ったのでとてもうれしかったです。この東北大会で学んだことをこれからのサッカー人生に活かしていきたいです。
キヤノン ガールズ・エイト ~ JFA東北ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会 ~
2014年10月18日(土)~10月19日(日)
花巻市スポーツキャンプむら
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