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キヤノン ガールズ・エイト 第27回JFA九州ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会 熊本県選抜ドリームスが見事優勝!
2017年03月06日
大会2日目は、前日の予選リーグの結果による順位トーナメントを行いました。1位トーナメントでは、熊本県選抜ドリームス、福岡県トレセンA、鹿児島県女子U-12、沖縄県トレセン女子U-12Aの4チームが、優勝目指して熱戦を繰り広げました。
決勝戦に勝ち進んだのは、熊本県選抜ドリームス、福岡県トレセンAの2チーム。両チームともここまで素晴らしい戦いを行ってきたチームでした。試合は第1ピリオドに熊本県が2点を奪い、試合の主導権を握ることに成功しました。しかし、第2ピリオドには福岡県が1点を返し、巻き返しを図ろうと熊本県ゴールに何度も迫りました。第3ピリオドも接戦となりましたが,最後まで熊本県がリードを守りきり、優勝の栄冠を手にしました。
天候にも恵まれた2日間の大会では、選手の素晴らしいプレーに対し、たくさんの声援が送られました。応援してくださった保護者・サポーターの皆様・運営に携わってくださった福岡県をはじめとする九州各県のスタッフの皆様・宿泊等でお世話になった宮若市脇田温泉のホテル・旅館の皆様・会場利用でお世話になった宮若市の皆様、多くの方に支えられて運営のできた大会となりました。
選手コメント
金城怜花 選手(沖縄県トレセン女子U-12B)
今日は3位リーグで試合をして1勝1敗でした。2日目なので、選手同士の気持ちも一つになりどんどんパスを回すことができました。3位トーナメントでは準優勝だったので,これからはもっと上位を目指してがんばっていきたいです。次の目標が見つかる大会となりました。ありがとうございました。
坂本聖奈 選手(佐賀県選抜B)
今日は自分で得点することができてうれしかったです。昨日よりも頑張ることができた自分でした。楽しい大会でした。ありがとうございました。
友田愛梨 選手(熊本県選抜フューチャーズ)
昨日のセミナーで学んだことを生かし,今日はよくないプレーだった時もお互いに声をかけったり、アドバイスしあったり、支えあってプレーすることができました。最後まであきらめず一所懸命プレーすることができました。この大会で経験したことを忘れず、これからも挨拶を大事に自分から進んで行動していきたいです。そして、大好きなサッカーを続けていきたいと思います。
総評
嶋田正照 JFAナショナルトレセンコーチ(九州女子担当)
キヤノン ガールズ・エイト 九州が、16チーム(選手261名)の参加により、福岡県宮若市で開催されました。会場となった西鞍の丘総合運動公園芝生フィールドは、グリーンの天然芝で整備され、九州各地から集まった選手が心地よくプレーできる環境が整えられていました。筑豊地区の4種関係者を中心に福岡県内4種の方々のご協力のもと、ガールズ・エイト 九州は盛大に開催され、各県のプライドをかけた熱戦が繰り広げられました。各県2チームが出場し、試合数は40試合にも及びましたが、運営スタッフと関係者の皆様のサポートで、大会は無事に全日程を終えることができました。今大会には多数の女性審判員と男女10名を越えるユース審判員が参加し、その審判員達が堂々とゲームをコントロールしている姿が印象的でした。
大会初日の試合後、会場を移して参加者を対象としたレクチャーが実施されました。キヤノン、大塚製薬のサッカーの発展に繋がる様々な取り組みを感じることができ、選手・スタッフにとって充実した時間となりました。また、「リスペクト」についてもグループでディスカッションを行い、サッカーを愛する仲間や保護者、大会運営に携わる方々への感謝と大切に思う気持ちが発表されました。
大会を重ねる毎に、個々のテクニックの向上が見られ、女子選手のレベルアップと環境改善が進んでいることが実感できます。また、選手のトライを認めポジティブに働きかけているコーチの声かけも多く、判断を奪うコーチングから働きかけて導くコーチングへシフトしていることも感じとれました。最後になりましたが、この大会に向けてご尽力いただいた福岡県サッカー協会及び宮若市、関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
キヤノン ガールズ・エイト 第14回JFA九州ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会
2017年3月4日(土)~5日(日)
西鞍の丘総合運動公園芝生フィールド
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