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キヤノン ガールズ・エイト北信越 新潟県Aが優勝!
2017年09月25日
快晴のもと、長野県木島平村のやまびこジュニアサッカー場で開催されたキヤノン ガールズ・エイト北信越2日目は、前日の予選リーグの成績により上位4チーム、下位4チームのリーグでそれぞれ対戦しました。優勝は新潟県A、準優勝は長野県ホワイト、第3位は富山県選抜、第4位は新潟県Bという結果となり、全試合終了後に行われた閉会式では、以下の選手を優秀選手、ベストゴールキーパーとして表彰しました。
優秀選手:
高城青空(富山県選抜)
田中聖愛(新潟県A)
平澤円花(新潟県B)
竹野千花(福井県選抜)
坪田梨花(石川県トレセン)
中島咲友菜(長野県ホワイト)
片瀬玲海(長野県ピンク)
小林苺花(長野県グレー)
ペストゴールキーパー:
那谷渚颯(石川県トレセン)
コメント
長崎咲弥 選手(新潟県A)
女子のサッカー大会に出るのはサッカーを始めてから今まで一度もなく、女子の大会の雰囲気はとても楽しかったです。プレー面では、「チームでゴールを決めること」を目標にしてプレーしました。しかし、ゴールを決めきれなかったシーンがたくさんあったので、今後改善していきたいです。上手な選手もたくさんいましたが、この大会に参加したことで、女子の中で1番のプレーヤーになりたいと強く思いました。そのためにも、今大会の経験を活かして、日頃の練習から全力で取り組みたいと思います。
中島咲友菜 選手(長野県ホワイト)
2日間を通してチームワークが高まり、1人1人の強い気持ちがプレーに出せるようになってきたと思います。1対1の場面では、ボールを奪いきり、前にいる選手にパスが繋がるようになりました。また、ボールを取られても取り返して、自分たちのボールにすることができました。1日目は声があまり出なかったですが、2日目の今日はみんなで声を出し合って試合をすることができました。
高城青空 選手(富山県選抜)
大会2日目は、全勝での優勝を目指し、試合をしました。1試合目はチームみんなでコミュニケーションを取ることと、シュートをたくさん打つことを意識しました。2試合目は、1試合目でできなかったシュートを打つことの他、前でインターセプトをすることも頑張りました。試合を経験する中で、まだまだ頑張れるところがたくさん見つけられました。
平澤円花 選手(新潟県B)
上位チームはみんな強かったけど、自分が練習してきた成果を出すことができました。ベンチに下がっているときは「こんなプレーもあるんだ」と勉強になりました。コーチにも褒められる場面があり、嬉しかったし、楽しかったです。
木下すみれ 選手(石川県トレセン)
2日目は、シュートチャンスがあったらシュートを打つこと、ディフェンス同士で声を掛け合い、チャレンジ&カバーすること、ファーストディフェンスをしっかり行くこと、一生懸命走ってボールを取りに行くこと、くさびの動きをしてゴールを決めること、ボールを貰いやすい動きをすること、ボールを出す時にアイコンタクトをしてボールを出すことなどを意識してプレーしました。
澤田美咲 選手(福井県選抜)
いつも男子の中でサッカーをやっており、女子だけでサッカーをする機会はあまりないので、楽しかったです。1日目はチームワークがあまりなかったけど、2日目になったらみんな名前を覚えてチームワークが出てきた感じがしました。しかし、まだまだだと思う部分も見つけられ、しっかり直していきたいと思いました。中学校でも、これからやりたいプレーを突き詰めていきたいです。
内山すみれ 選手(長野県ピンク)
2日目は、みんなで声を出してプレーできたので良かったです。1、2試合目では積極的にシュートを打ちましたが、チームの半分の選手がシュートを打てていなかったので、最後の試合では全員が打てるようにしたいと思いました。また、パスを出す場所は良いけれど、強いパスが出せずにパスカットをされてしまう部分が多く、今後の課題です。最後の試合ではみんなで積極的にシュートを打て、声もよく出せていたので嬉しかったです。
小林苺花 選手(長野県グレー)
1試合目はプレッシャーをかけるのが遅かったり、寄せが甘かったりして15点も取られてしまいました。2試合目は6点取られてしましましたが、連携プレーにより1点入ったので嬉しかったです。
代住りお 審判員
最初はとても緊張しましたが、楽しむことができたので良かったです。周囲の人がたくさん助けてくれたおかげで、分からなくなっていたことや、次に何を気をつければいいのかが明確になりました。
総評
西村陽介 JFAナショナルトレセンコーチ北信越女子担当
キヤノン ガールズ・エイト北信越大会が9月23日(土)・24日(日)の日程で、長野県木島平やまびこジュニアサッカー場にて5県8チーム136名の選手が参加し行われました。両日とも天候に恵まれ、第一試合から非常に激しく、各県ともに日頃から取り組んでいることを、仲間を信じ、互いに声を出し合い失敗を恐れず全力でトライする姿が多く見られ、各県の代表として戦っている、熱い想い・プレーが随所に見られました。ピッチ及び夜のレクチャーでは、ホクト株式会社によるお肌・体組成のチェックを実施し、自身の身体の状態を知り、スポーツ栄養として『バランス良く食べることの大切さ』をお話して頂きました。キヤノン株式会社からはキヤノンとサッカーの歩みや、この日の選手みんなのプレー写真・映像がスクリーンに映し出され、会場は笑顔に包まれたとともに、選手間での交流も積極的にとられていました。
今大会を通して、勝負、プレーの質へのこだわりがどの選手にも見られました。個人戦術・テクニカルな部分も含め選手、指導者ともに日頃のトレーニングに改めて成果と課題を見つけたように感じています。現状に満足せず、日常のトレーニングでトライ&エラーを繰り返しながら質の追求・気づきをより高め・増やしていってほしいと思います。またGKに関して、今回多くのGKが攻守にポジションを取り続け、関われていたことが良かったです。ただし、シュートストップ時におけるキャッチングのテクニックについては不安定なシーンが見られました。今後は、ポジショニングに対する意識をさらに高め、基本テクニックの安定が図れるように継続してトレーニングに取り組んでもらいたいです。また、左右の足でのコントロール、キックのテクニックの向上にも取り組んでもらいたいと思います。
最後に木島平村、木島平やまびこジュニアサッカー場の皆様、長野県サッカー協会スタッフの皆様には、最高の会場提供、会場設営・運営などのご協力を頂き誠にありがとうございました。選手たちはすばらしいパフォーマンスを発揮することができました。また、特別協賛・協賛・協力各社の多大なる支援に感謝し、今後も選手、指導者がさらに輝くよう取り組んでいきたいと思います。
キヤノン ガールズ・エイト 第15回JFA地域ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会 北信越
2017/9/23(土) ~ 2017/9/24(日)
木島平やまびこジュニアサッカー場(天然芝)