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来年1月3日に開幕 第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
2014年12月19日
女子高校生が日本一を目指す「第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」が、来年1月3日(土)に開幕します。開幕に先立ち、前回大会をプレーバックします。
第22回大会には全国各地から32校が集結。休息日を1日挟んで6日間にわたって熱戦を繰り広げ、常盤木学園高校(宮城)、藤枝順心高校(静岡)、日ノ本学園高校(兵庫)、神村学園高等部(鹿児島)が準決勝に進みました。
準決勝第1試合では日ノ本学園と神村学園が対戦。序盤のピンチをしのいだ日ノ本学園は13分に入江未希選手のゴールで先制すると、2分後にも入江選手が加点し、リードを広げます。後半も1点を追加した日ノ本学園は、終盤の神村学園の反撃を無失点に抑え、決勝へと勝ち上がりました。
常盤木学園と藤枝順心の準決勝第2試合は、手に汗握る接戦となりました。0-0で迎えた61分、常盤木学園は佐々木美和選手のゴールで均衡を破ります。対する藤枝順心も、ここから反撃に出て相手ゴールに迫ります。チャンスをつくりながらもなかなか決め切れずに迎えた後半のアディショナルタイム、黒﨑優香選手が右サイドからのクロスを頭で合わせ、藤枝順心が土壇場で追い付きます。勢いをキープした藤枝順心がPK戦を4-2で制し、決勝進出を決めました。
決勝戦では夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)との二冠を懸けて戦う日ノ本学園と、第15回(2006年)大会以来の優勝を目指す藤枝順心が顔を合わせました。先に試合を動かしたのは藤枝順心。前半終了間際にゴール前でボールを持った杉田妃和選手が左足のシュートでネットを揺らしました。1点ビハインドの日ノ本学園は、後半から猛攻を仕掛けます。59分に小島和希子選手が同点弾を挙げると、2分後には入江選手のゴールで逆転に成功。その後も攻勢を強める日ノ本学園は66分に池尻茉由選手、77分には入江選手がこの日2点目を挙げ、4-1と突き放します。3点差とされた藤枝順心も最後まで食い下がるものの、ゴールには届かず。後半にゴールラッシュを見せた日ノ本学園が、3大会ぶり2度目の優勝を果たすとともに、インターハイとの二冠に輝きました。
今大会にも、前回大会の準決勝に残った4チームが出場。連覇を見据える日ノ本学園や、巻き返しを狙う藤枝順心や常盤木学園のほかにも、注目のチームが登場します。高校生にとって集大成となる大会を、ぜひ試合会場でご覧ください。
第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
2015年1月3日(土)~2015年1月11日(日)
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