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高校女子選手権は1月3日に開幕! 第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
2021年12月31日
第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会が、2022年1月3日(月)に開幕します。高校女子サッカー日本一を目指して、熱戦が繰り広げられます。
歴史を重ねてきたこの大会は今回、30回目の節目を迎えます。刷新された大会ロゴが表すように、未来の日本女子代表を目指す「なでしこの蕾」たちが参加。全国高等学校体育連盟に所属するチームの中から、各地の代表となった32チームが兵庫県に集い、1月9日(日)にノエビアスタジアム神戸で行われる決勝、さらにその先に待つ日本一の称号に向け、全試合をノックアウト方式で戦います。
今回、偉業に挑むのが藤枝順心高校(東海1/静岡)です。前回大会では、長い歴史で5回しかなく、また同校にとって初めてとなる連覇を飾りました。今回狙うのは、まだ一度も実現したことがない大会3連覇です。今年の全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)決勝でゴールを挙げた窓岩日菜選手や1年生の頃から出場機会を得てきた堀内意選手ら、昨冬の栄光を経験した選手も多く残っています。強い思いを抱いて大会に臨むことでしょう。
その藤枝順心を8月に開催されたインターハイ決勝で延長戦の末に破ったのが、神村学園高等部(九州1/鹿児島)です。前回大会では2回戦で敗れましたが、当時の主力のほとんどを占めた1、2年生が、今年の夏には女王となって、成長を証明しました。今大会では、2冠を狙うことになる神村学園ですが、初戦で顔を合わせるのは聖和学園高校(東北2/宮城)となりました。聖和学園は初代女王に輝いた第1回大会からこの高校女子選手権に一度も途切れることなく出場し続け、3度の優勝も誇ります。名門同士の対戦は、1回戦屈指の好カードといえます。
聖和学園と同じく30回連続出場となる北海道文教大学附属高校(北海道1)のような常連チームもあれば、今大会が初出場となる追手門学院高校(関西2/大阪)のようなフレッシュなチームもあります。全32チームのうち、4分の1にあたる8チームが、この大会の出場経験が3回以下のチームとなっています。しかし、今回が3度目の出場となる大阪学芸高校(関西3/大阪)が、初出場だった第26回大会でいきなりベスト8に進出したように、毎年新鮮な風は吹くもの。今回もシンデレラチームが生まれるかもしれません。
伸び盛りの選手たちは、真剣勝負が続く大会の中で急速に力をつけていきます。全国の舞台で大きく羽ばたく選手たちの活躍にご注目ください。
第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
大会期間:2022年1月3日(月)~2022年1月9日(日)
大会会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、五色台運動公園(兵庫県洲本市)、いぶきの森球技場(兵庫県神戸市)、ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)