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ビーチサッカー審判研修会を沖縄県宜野湾市で実施
2018年10月22日
「JFA第13回全日本ビーチサッカー大会」の開催に併せて、10月11日(木)から14日(日)の間、沖縄県宜野湾市でビーチサッカー審判研修会を行いました。
大会の開幕前日には、プラクティカルトレーニング・座学講習を行い、また大会期間中は実際に試合の審判を担当したほか、試合後に映像を確認しながらレフェリングの振り返りを行いました。
インストラクターコメント
櫻田雅裕 フットサル1級インストラクター
各地域で地域巡回指導を受講した審判員が全日本ビーチサッカー大会の研修会に集まりました。砂上でのバランスや走り方のトレーニングの後、地域巡回指導での内容を再確認し、そこから発展したプラクティカルトレーニングを行い、講義では映像を用いて、試合の中で生じうる事象を再度確認し、大会へ臨みました。年々競技力の上がっているこの大会で、各審判員が必要な準備を行い、合澤、高橋、森インストラクターから適切なアドバイスを受け、失敗を糧に前に向かって進んでいく審判員や試合毎に成長していく審判員を見て、私自身も事前の準備や研修会全体の流れ、成長の過程をどのようにサポートしていくか、考える力をどのようにはぐくんでいくかなど得るものが多くありました。競技者やチームが年に1度しかないこの大会に十分な準備をして取り組んでいるのと同じように私たち審判チームも今後も良い準備をして大会に臨み、多くの仲間とともに魅力的なビーチサッカーに貢献できればと考えています。
受講者コメント
安堵久洋 フットサル2級審判員
今回は、東海地域代表(静岡県)審判として全日本ビーチサッカー大会に初めて参加させていただきました。ビーチサッカーには、2年前から本格的に携わり審判をしていますが、静岡県は東海リーグや県リーグが開催されており審判を行うには良い環境であります。そのため、東海のビーチサッカーのレベルを上げるためにも、今回の指導内容を審判に伝えることにより審判のレベルアップをしたく大会に参加しました。今回、インストラクターの方々には色々ご指導を受けましたが、その中でも印象に残ったものを紹介します。一点目は、「正しい4秒カウント」です。今までの自分のカウントでは、カウントするタイミングが遅く、1秒までのカウントが早い状態でしたが、指導を受けることにより、選手のプレー状況を把握し正しいタイミングからの4秒カウントが出来るようになりました。なお、ペナルティエリア内での守備側競技者間のボールの受け渡し時のカウントのホールドも身に着けれました。2点目は、「考える」事です。日頃から自分の行動について考えていなければ、身についた悪い習慣が試合のレフェリングに出てしまう事を学びました。そのため、日頃ごろからいろいろな事について考え、良いことを習慣化していかなければならない事を学びました。今回大会に参加し研修により身についたものはまだまだありますが、来年ビーチサッカーが行われるまで忘れないよう繰り返し思い出し、日頃から考えることを身に着けてレベルアップを行っていきたいと思います。最後に、今回指導をして頂きましたインストラクターの皆様、そして、一緒にレフリーをして頂いた皆様、最高のチームでした。本当にありがとうございました。
浜辺篤伸 フットサル2級審判員
ビーチサッカー審判員の研修会は数少なく、全国の研修としては本研修のみとなり、貴重な機会に参加させていただけたことを大変光栄に思います。大会前日から午前午後とプラクティカルトレーニングを行いました。翌日の大会に備えての実践的なトレーニング、砂の上でのフィジカルトレーニングを行い、日頃からどれだけトレーニングをしているかの確認を行いました。大会期間中は国際審判員の方と同じ試合を担当することになり実際の試合の中でポジショニングやマネージメントの仕方など様々なことを試合の中で体感し、またインストラクターの方々からビーチサッカーの魅力の1つであるシザースキックの際のディフェンスの対応や審判チームとしての協力などの講義が行われ、大会を進めていく中で少しずつ改善していくことが出来ました。本大会は全試合の映像が見られる環境が整っており、自分自身の試合はもちろん、他の試合の映像も見ることが出来、様々なシチュエーションを振り返り分析することが出来ます。本研修で学んだことを忘れることのないよう日頃から映像を見返すことでリマインドし、日常の中で自分が出来る最大限の準備を行い、今後の審判活動に活かしていきたいと思います。今後、よりビーチサッカーを発展させていくためにも、選手の成長と共に審判員の成長も必要不可欠となります。本研修で学んだことを地域に戻った際フィードバックを行い、ビーチサッカーの発展に尽力していきたいと思います。最後になりますが、悪天候の中、運営に携わっていただいた地元の中学生、沖縄県サッカー協会、日本サッカー協会の皆様、研修中サポートしていただいた審判部の皆様のご協力のおかげで滞りなく本研修、本大会を終えることが出来ました。そして参加するにあたりご理解を示していただいた地域、県の審判部長、又、職場の方々や家族に感謝申し上げます。