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第39回全日本少年サッカー大会、鹿児島市で開会式開催
2015年12月26日
第39回全日本少年サッカー大会の開会式が12月25日(金)、鹿児島市の鹿児島市民文化ホールで開かれました。今大会には全国から48チームが参加し、26日(土)から1次ラウンドを開催。決勝戦は29日(月)に鴨池陸上競技場で行われます。
開会式では、まず公益財団法人日本サッカー協会の綾部美知枝特任理事が開会を宣言。続いて田嶋幸三副会長が「フェアプレーの精神を忘れずに戦ってほしいと思います。グリーンカードがたくさん出るような試合をしてください」とあいさつしました。主催地・鹿児島市の森博幸市長は、「60万鹿児島市民を代表して歓迎します。鹿児島は多くの偉人やサッカー選手の出身地。成果を全力で発揮して素晴らしい試合をしてください」と激励しました。
続く選手宣誓にはFC今治U-12(愛媛県代表)の増原航選手が登壇。「感謝の気持ちをプレーを通して伝えたい。最後の笛が鳴るまで全力でプレーしていきます」と力強く宣誓しました。
そして大分県出身で第10回大会に出場している元日本代表選手の三浦淳宏さんが特別ゲストとして登場。三浦さんは「サッカーでずっとやってきたことは『考えること』です。うまくいったときも、そうではなかったときも考えることが大切。いいチャレンジとたくさんの失敗の中から考える習慣を身につけてほしい」と話して選手たちにエールを送ったほか、決勝ラウンドの組み合わせを決める抽選会のドロワーも務めました。三浦さんは開会式後に開かれたリスペクトワークショップにも参加し、現役選手時代に感じたリスペクトの心を伝えていました。
また、海外で活躍する香川真司選手より「自分も出場を目指して必死に頑張っていました。僕は神戸市の大会で敗れて出られませんでしたが、出場するみなさんは勝利を目指して頑張ってほしい」というビデオメッセージも披露されました。
開会式会場の外では、Tシャツやプログラムなどの大会グッズが販売され、多くの方が並んでいました。グッズ販売ブースは試合会場にも設けられます。
26日に始まる1次ラウンドは、鹿児島市のふれあいスポーツランドで開催されます。
選手コメント
三枝虎太郎 選手(兵庫県代表・兵庫フットボールクラブ)
3回目の全国大会出場なので、今年の大会では結果を残したいと思っています。兵庫FCは仲の良いチームです。チームワークが良く、コミュニケーションを取れるところも、僕たちの長所だと思います。試合でもチームワークを大切にして全員で戦いたいと思います。チームとして見せたいのは、ガツガツした気持ちの入ったプレーです。気持ちが見えるプレーで、勝利を狙います。
山本倖生 選手(新潟県代表・グランセナ新潟FCジュニア)
中学校に行くと、これまで練習してきたチームの仲間とはサッカーができなくなってしまうので、一つでも多く試合に出場して、一日でも長くこのチームでプレーしたいと思います。チームが取り組んできたのは、人とボールが動くサッカー。僕はスルーパスが得意なので、スルーパスを出して、ゴールにつながるようなプレーをしたいと思います。目標は日本一になることです。攻撃の良さを出していきたいと思います。
中谷凪沙 選手(東京都代表・三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア)
鹿児島までの移動でしたが、あまり疲れは感じていません。明日からの試合は優勝を目指して戦っていきます。でも、勝つだけでなく、1試合1試合を大切にしながら、良いサッカーをしていきたいと思います。このチームは攻撃力が高く、前に出るときのスピードが持ち味です。個人的には、ボールさばきを見てほしいと思います。ボールを運ぶことができ、コンタクトプレーも強いと思うので、自分の長所を出していきたいです。
大渕来珠 選手(佐賀県代表・サガン鳥栖U-12)
優勝を目標にしています。僕たちはどこからでも得点を狙える、攻撃的なサッカーに磨きをかけてきました。チームの特徴はパスで相手を動かしながら、縦パスをタイミング良く入れていくところです。また、チームで相手を動かしていくだけではなく、個人でも打開できる選手が多いのも特徴です。大会では攻撃の良さを出していきたいです。鹿児島までの移動は少し大変でしたが、明日からは攻撃的なサッカーをやっていきたいと思います。
JFA-TV
開会式
出場48チーム紹介
第39回全日本少年サッカー大会
競技期間:2015年12月26日(土)~12月29日(火)
会場:
1次ラウンド・ラウンド16 鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)
準々決勝 鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)
準決勝・決勝 鹿児島県立鴨池陸上競技場(鹿児島県鹿児島市)
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