青森
青森FC U-12、大接戦を制し全国大会出場を決める
青森FC U-12 2-2(前半0-1、後半1-0、延長前半1-1、延長後半0-0、PK2-1)尾上SC
第40回全日本少年サッカー大会青森県大会決勝戦が10月22日(土)、ひばり野公園サッカー場で開催されました。二日前には青森県八甲田山に初雪が降り、試合会場の五戸町も曇り空の肌寒い中で行われた決勝戦は、6月に開催した青森県少年サッカー大会決勝と同様のカード、尾上SCと青森FCの対戦となりました。
青森FCは前半8分に右サイドからのハイボールクロスをゴール左の⑮鳴海選手が中へ折り返し、⑩釆田選手の左足ボレーシュートで先制、青森FCの前半13本のシュートに対して尾上SCのGK①下山選手の好守により1失点のまま試合は後半へとすすみます。
尾上SCは後半6分に一瞬足の止まった青森FCのDF間を⑩三橋選手⑪工藤選手がパスで巧みに崩し、⑧小野選手のシュートで同点に追いつきます。後半終盤には青森FCのシュートがゴールポスト直撃やバーを越すなどのアンラッキーもありそのまま延長戦へ突入します。
延長前半2分、GKがはじいたボールを尾上SC⑪工藤選手が押し込み一旦は逆転とするも、2分後に青森FC⑩釆田選手のドリブルシュートで再び同点、その後も一進一退のまま延長戦は終了しました。
シュート数は尾上SCの11本に対して青森FCは20本。
昨年度と同じくPK戦で青森県代表チームを決定することに。尾上SCの先蹴りでともに一人ずつ決め、尾上SC二人目を青森FCキャプテンのGK①加藤選手が阻止。青森FC二人目は落ち着いて決めましたが尾上SC三人目はキックやり直しの末、枠を外しついに決着となりました。
この結果、青森FCは4年ぶり5度目の優勝を飾り、U-10の時からフットサルも含め県大会タイトル6冠を成し遂げました。
監督・選手コメント
伊藤豪 監督(青森FC U-12)
本当に苦しい決勝戦ではありましたが、これまでの遠征や大会での経験が生きた決勝戦だったと思います。今年の選手たちは4年生から県内全ての大会を制してきました。そこから生まれるプレッシャー、怪我人など本当に苦しい試合状況でしたが、全てを勝ち切ることでチームの成長を感じています。これから青森は降雪などの雪国の環境条件が続きます。決勝大会当日までいい準備をし、最高の大会にしたいです。
加藤風羽 選手(青森FC U-12)
なかなか追加点を取れず、逆転される苦しい試合でしたがなんとか優勝出来て良かったです。PK戦になったら絶対勝てる自信はあったので、落ち着いて勝負出来ました。無失点で優勝することが個人の目標でしたが、決勝大会までにチームの仲間と声を掛け合って修正したいです。
釆田光立 選手(青森FC U-12)
チームの勝利に貢献出来て凄く嬉しいです。怪我もあって、なかなかフルで動くことが出来ませんでしたが、チーム全員が頑張ってくれたので優勝出来たと思います。
たくさんあった追加点のチャンスを確実に決めて、試合をうまく運ぶのがこれからのチーム全体の課題です。
決勝大会ではたくさん点を取りたいです。
吉崎塁 選手(青森FC U-12)
優勝出来てとても嬉しいです。延長戦で逆転された時は、このまま終わるんじゃないかと思ったけど、チームみんなで諦めないで声を出して良かったです。同点ゴールを決めたときは今までで一番嬉しかったです。
優勝 | 青森FC U-12 |
---|---|
準優勝 | 尾上SC |
3位 | 木ノ下アルビローハサッカースポーツ少年団 / ウインズフットボールクラブU-12 |
努力賞 | ウインズフットボールクラブU-12 |
グッドマナー賞 | 木ノ下アルビローハサッカースポーツ少年団 |
準優勝:尾上SC
3位:木ノ下アルビローハサッカースポーツ少年団
3位:ウインズフットボールクラブU-12
開催期間
ブロック大会
2016年10月1日(土)〜10月10日(月)
中央大会
2016年10月16日(日)〜10月22日(土)
決勝会場
ひばり野公園サッカー場
出場チーム
出場チーム一覧(PDF)はこちら