石川
接戦を制し、テイヘンズが3年ぶり3回目の全国大会へ！
テイヘンズFC金沢U-12 3-2(前半0-1) 星稜ジュニアサッカークラブ
石川県内であった大会で優勝したテイヘンズFC金沢U-12と、ベスト4まで勝ち進んだ星稜ジュニアサッカークラブの戦いとなった決勝戦。冬型の気圧配置で、この時期としては気温が低く、ピッチ上では北風が吹くコンディションとなりましたが、試合前から観客席にも熱気あふれる応援団が詰めかけ、寒さを吹き飛ばす試合開始前となりました。
試合開始早々、星稜の#8・真田選手が右サイドから切り込み、ゴール前の＃10・菅野選手にパス、菅野選手がゴールを決めます。その後も、星稜は持ち味通り、真田選手、菅野選手にボールを集めて中央突破を図りますが、テイヘンズの引いたディフェンスを破れません。テイヘンズもグランドの幅を使った攻撃を仕掛けますが、引き気味からの攻撃で、なかなか前線までボールを運べず、決定的なシーンを作れません。このまま1-0で前半が終了。
後半開始早々、今度はテイヘンズの#9・本野選手がゴール前にボールを運び、ゴールキーパーが出てきたところを、ゴールを決めて同点に。その後、テイヘンズはいつも通りの幅を使った攻撃が息を吹き返し、ゲームを支配し始めます。
これまで縦の攻撃が多かった星稜は11分、左サイドから右でフリーになっていた#13・桶谷選手に大きなボールが渡り、そこからのミドルシュートが綺麗に決まり、再び2-1でリードします。
それでもテイヘンズは攻撃の手を緩めず、17分にDF#4・宮村選手がフリーでボールを持ち、そのままロングシュート。これが見事に決まって2-2の同点に追いつきました。
19分には中央に楔が入ったボールを、#9・本野選手につなぎ、ディフェンスに背後を抑えられながらゴールに向かってターン、ゴールキーパーとの1対1を落ち着いて決めて3-2とし、逆転。この試合初めてテイヘンズが勝ち越しました。
両チームともに持ち味を出し、最後まで諦めずに全力を尽くした好ゲームとなりました。
監督・選手コメント
滝谷直人 監督（テイヘンズFC金沢U-12）
選手たちが日ごろの練習の成果を発揮してくれて優勝することができました。全国大会では、昨年の符津の成績を上回ることができるよう、チーム力を上げて頑張っていきたいです。自分たちのサッカーを貫きます。
宮村心 選手（テイヘンズFC金沢U-12）
目標にしていた、全日本大会の県大会で優勝できて嬉しいです。全国の強豪を相手に、１試合でも多く戦いたいです。
本野貴大 選手（テイヘンズFC金沢U-12）
決勝戦で得点できてとても嬉しいです。これからも一生懸命練習して、全国大会でも得点したいです。
| 優勝 | テイヘンズFC金沢U-12 |
|---|---|
| 準優勝 | 星稜ジュニアサッカークラブ |
| 3位 | 符津スポーツ少年団サッカー部 / 富陽サッカークラブ |
| 努力賞 | 星稜ジュニアサッカークラブ |
| グッドマナー賞 | 符津スポーツ少年団サッカー部 |
準優勝：星稜ジュニアサッカークラブ
3位：符津スポーツ少年団サッカー部
3位：富陽サッカークラブ
