岩手
RENUOVENS OGASA FC.ジュニアが全国大会初出場を決める
RENUOVENS OGASA FC.ジュニア 4-1（前半1-0）花巻銀河Jr.F.C
気温11℃、快晴の中で行われた決勝戦は、共に全国大会初出場を目指す、花巻銀河Jr.F.CとRENUOVENS OGASA FC.ジュニアの対戦となりました。
花巻銀河は、決勝までの5試合で得点22点、失点2点と高い攻撃力と硬い守備で勝ち上がり、一方のOGASAは、強豪ひしめくブロックの中、決勝戦に至るまでの3試合がPK戦勝ちとタフな試合を勝ち抜いてきました。
試合は、立ち上がりからOGASAのパスワークが冴え試合を支配し、前半1分と5分にOGASAの大間々選手がシュートを放ちますが、得点には至りませんでした。
一方、花巻銀河は、奪ったボールを前線に素早く繋ぎ攻撃を試みますが、中々ゴールに迫れません。前半13分にDFからのロングフィードに抜け出した阿部選手から鷹木選手、森村選手へと繋ぎキーパーと1対1になりますが、惜しくもオフサイドの判定でゴールを奪えませんでした。
そのような中、前半15分、花巻銀河が中盤で繋いだボールにOGASA佐々木選手の素早いアプローチでこぼれ球になったところを大間々選手が拾い、右サイドを抜け出した外崎選手に繋ぐと、冷静にシートを決め待望の1点が入ります。
その後も、OGASAは花巻銀河ゴールに攻め込みますが、ゴールは奪えず、前半終了となりました。
後半もOGASAペースで試合が進み、後半3分、花巻銀河自陣の深い位置からOGASA外崎選手のセンターリングが、そのままゴールに入り、花巻銀河にとっては不運な形で追加点を奪われます。
勢いに乗るOGASAは、後半7分に、佐々木選手が巧みなフェイントで相手をかわし、豪快なミドルシュートでリードを3点に広げます。
反撃したい花巻銀河は、後半16分、相手ゴールキックからのこぼれ球を、鷹木選手が拾い、ドリブルで左サイドを駆け上がると、中央やや左に流れてきた阿部選手へ繋ぎ、最後は右サイドからゴール前に入ってきた森村選手がシュートを決め、1点を返します。
しかしながら、直後の後半17分、クリアボールを拾ったOGASAの佐々木選手から細かなパスを繋ぎ、最後は大間々選手がゴール。
このまま試合は終了し、4対1でRENUOVENS OGASA FC.ジュニアが初の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
中村司 監督（RENUOVENS OGASA FC.ジュニア）
私達のチームは、盛岡市出身でJ1・鹿島アントラーズの小笠原満男選手が総合アドバイザーを務めており、決勝戦の数日前に「支えてくれる家族のためにも絶対に勝て！」という激励のメールをいただきました。チームの気持ちが一つになり、優勝への気持ちが強まりました。
今年から、人とボールが常に動くサッカーを目指し、今大会を勝ち抜くことができました。決勝までの試合で、3戦連続で強豪とPK戦までもつれ込む苦しい戦いを経験し、勝ち進むことで選手達に自信がついてきたのが伝わってきました。全国大会では岩手県代表として全国の強豪としっかり戦っていきたいです。
大間々和輝 選手（RENUOVENS OGASA FC.ジュニア）
決勝戦までの試合でPKを外し、仲間への申し訳なさと悔しさが募っていました。「今日はみんなを助けたい」という思いで決勝に臨み、力を出し切りました。全国大会でも勝ちにこだわりたいです。
| 優勝 | RENUOVENS OGASA FC.ジュニア |
|---|---|
| 準優勝 | 花巻銀河Jr.F.C |
| 3位 / 4位 | 鵜飼サッカークラブ / 花巻サッカー少年団 |
| 努力賞 | 鵜飼サッカークラブ |
| グッドマナー賞 | 花巻サッカー少年団 |
準優勝：花巻銀河Jr.F.C
3位：鵜飼サッカークラブ
4位：花巻サッカー少年団
