大分
東陽フットボールクラブが雨天での接戦を制し、全国大会初出場を決める
カティオーラフットボールクラブU-12 0-1(前半0-0) 東陽フットボールクラブ
朝から雨の降り続く少し肌寒い中での決勝戦となりましたが、立ち上がりから両チームの選手たちは、決勝戦に相応しい真剣な動きを見せ、ボール際での素早い寄せで一進一退の攻防となる展開となりました。
カティオーラフットボールクラブU-12は、ボールを丁寧に保持しながらチーム全体でボールを運び、リズム良いパス交換から右サイドの9番高見選手につなぎます。そこからクロスボールを10番工藤選手、11番岩間選手がシュートを狙いますが、東陽フットボールクラブの堅い守りを崩すことができません。カティオーラはその後も高いボールの支配率を維持するものの、なかなかシュートまで繋ぐことができません。一方の東陽は、中央の8番高橋選手を中心に、奪ったボールを左右のスペースに出し、それを9番桑原選手がドリブル突破からゴールを狙います。東陽は相手のボールを奪ってからの効率的なカウンターでチャンスを作っていた印象を残し、前半を終えます。
後半も同じような攻防が続く中、試合が動いたのは後半4分。カティオーラのボールをパスカットして奪った東陽の8番高橋選手が、中央右のスペースに素早く走った9番桑原選手へスルーパスを通し、そのまま落ち着いてキーパーの位置を見て先制点を奪います。1点リードされたカティオーラは、前半と同じようにパスをつなぎ、右サイドの9番高見選手、左サイドの11番岩間選手からクロスボールでチャンスを狙いますが、東陽の分厚い守備を崩せずチャンスを作れません。後半14分に選手交代をして流れを変えようとしましたが、東陽の堅守を突破できないまま黒田主審の試合終了のホイッスル。1点を守り切った東陽が初優勝を飾り、全国大会の出場を決めました。
監督・選手コメント
佐藤秀勝 監督（東陽フットボールクラブ）
相手の速いパスに対し、時間とスペースを消しながら集中して守れたことが勝利に繋がりました。大分県代表として良い準備をして、決勝大会に望みたいと思います。
桑原誓良 選手（東陽フットボールクラブ）
前半にかわしてパスを出せず、うまくいかなかったですが、後半は、ディフェンスからのロングボールで裏に抜けて、そのままゴールできました。打ったときは、おもいっきりシュートするだけでした。全国大会もがんばりたいです。
福島直矢 選手（東陽フットボールクラブ）
みんなで力を合わせて声を出しあっていたのでよかったです。流れが悪いときに、キャプテンが決めてくれて、みんなの気持ちがまとまっていたので良かったです。
| 優勝 | 東陽フットボールクラブ |
|---|---|
| 準優勝 | カティオーラフットボールクラブU-12 |
| 3位 | スマイス・セレソン / 津久見サッカースポーツ少年団 |
| 努力賞 | 津久見サッカースポーツ少年団 |
| グッドマナー賞 | スマイス・セレソン |
準優勝：カティオーラフットボールクラブU-12
3位：スマイス・セレソン
3位：津久見サッカースポーツ少年団
開催期間
中央大会
2016年11月6日(日)～11月27日(日)
決勝会場
大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場Aコート
TV放送
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出場チーム
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