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川崎フロンターレU-12と大阪市ジュネッスFCが決勝進出! JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会
2018年12月29日
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会は12月28日(金)、鹿児島市の鴨池補助競技場と白波スタジアムを会場に準々決勝と準決勝が行われました。
準々決勝でソレッソ熊本U-12(熊本)は江南南サッカー少年団(埼玉)と対戦。試合序盤は押し込まれますが、素早い切り替えとスピーディーな攻撃でゴールに迫り、5分に山下景司選手が先制点を奪取。終盤は江南南の厚い攻撃を受けて同点とされますが、荒牧元気選手が勝ち越し点を決め、ソレッソが準決勝に進出しました。
旭丘FC(石川)とアビスパ福岡U-12(福岡)の試合は旭丘が先制しますが、アビスパも攻撃力を発揮して追いつき、2-2でPK戦に突入します。両チームにとっては2試合連続のPK戦。緊張感に包まれたPK戦を制して、白星を引き寄せたのはアビスパでした。1-1で迎えた3人目で吉松優人選手がゴールネットを揺らし、準決勝進出を勝ち取りました。
大阪市ジュネッスFC(大阪)は東京ヴェルディジュニア(東京)に逆転勝ち。川崎フロンターレU-12(神奈川)も大山田サッカースポーツ少年団(三重)に先制点を挙げられますが、荒井颯太選手の連続ゴールなどでスコアをひっくり返し、準決勝に駒を進めました。
準決勝第1試合はソレッソとフロンターレが対戦。ソレッソは3分にPKを与えてピンチを招きますが、GK宮本哲宏選手がファインセーブで失点を阻止します。ソレッソはその直後に一転してチャンスをつかみ、グラウンダーのクロスを木實快斗選手が収めて鋭いシュート。このシュートが決まり、スコアを1-0とします。後半は一転してフロンターレが攻撃を開花させます。大きな展開と細かなパスワークを組み合わせて決定機を作り、25分に田所莉旺選手が同点ゴール。さらにCKの流れから香取武選手から逆転ゴールを決めるなど、フロンターレが後半に3点を挙げ、勝利しました。
ジュネッスとアビスパの対戦となった第2試合は、ジュネッスがドリブルやサイドのスペースを使ってゴールに迫ります。しかし、アビスパも全員で身体を張って守り、GK今給黎響斗選手はビッグセーブを連発。40分間ではスコアが動かず、延長戦に入りました。5分ハーフの延長戦も、ジュネッスが疲れを見せることなく積極的にシュートレンジにボールを供給。増井那月選手と川口遼己選手の連続ゴールで均衡を破り、ジュネッスが決勝進出を決めています。
今大会の決勝戦と閉会式は12月29日(土)午前9時半から、白波スタジアムで行われます。
選手コメント
松本遥翔 選手(江南南サッカー少年団/埼玉)
準々決勝は2点を決めましたが、悔いが残る試合でした。この大会では自分でのドリブルやコンビネーションプレー、シュートの決定力などは通用したと思います。練習ではあまりできなかったコンビネーションが使えるようになってきましたし、シュートレンジも広がりました。最後まで諦めないで頑張り、最後でゴールを決められるよう中学でもしっかり頑張っていきたいです。
山本丈偉 選手(東京ヴェルディジュニア/東京)
みんなで声を掛け合って、ボールを大事にし、守備でも粘り強く戦うサッカーをやってきました。最後の試合はあまり自分たちのプレーを見せられなくて、負けたのは悔しいです。ちょっとしたマークのミスで決められて負けてしまったので、細かく練習からやっていきたいです。良かった試合はラウンド16の試合で、守備も粘り、最後まで集中が切れなかったです。
寺下飛翔 選手(旭丘FC/石川)
最後は決めて終わりたかったです。全員でゴールを狙い、全員で身体を張ってゴール前を守るというのができたのが、準々決勝まで勝ち上がって来られた要因だと思います。ドリブルやシュート、ボールを運ぶところでの自分の持ち味も出せたし、ワンツーやチームでの崩しもできたのは良かったです。みんなで練習してきた成果は通じたのでこれからも続けていきたいです。
宮本哲宏 選手(ソレッソ熊本U-12/熊本)
前の試合でPKを決められたときにコーチから相手の目を見なさいと言われました。(準決勝でのPKの場面では)それを意識して、目の行く方向に飛びました。あのプレーのあとに流れが傾いて点が取れたのは嬉しかったです。相手の川崎フロンターレは持ち出しに迫力があり、精度も高かったです。チーム全体でやりきって負けたので、チーム全体で力を付けて、中学でもこの舞台に戻ってきたいです。
決勝ラウンド 準々決勝/準決勝ゴール集
開催期間:2018年12月25日(火)~12月29日(土)
開会式
大会期間:2018年12月25日(火)
会場:鹿児島市民文化ホール
1次ラウンド・ラウンド16
大会期間:2018年12月26日(水)-27日(木)
会場:鹿児島ふれあいスポーツランド
準々決勝
大会期間:2018年12月28日(金)
会場:鹿児島県立鴨池補助競技場
準決勝・決勝
大会期間:2018年12月28日(金)-29日(土)
会場:白波スタジアム
※全会場、鹿児島県鹿児島市
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