福岡県
アビスパ福岡U-12が接戦を制し、13年ぶりの決勝大会へ
アビスパ福岡U-12 1-0(前半0-0、後半1-0) 西南フットボールクラブ
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会 福岡県大会の決勝が11月23日(金・祝)、県フットボールセンターで行われました。気温12℃と若干肌寒い中での決勝となりましたが、会場には多くのサポーターが詰めかけ、大声援の中での試合となりました。決勝は同じ福岡地区(福岡市及びその近隣地域)で活動するチーム同士の一戦となりました。パスワークを武器に中央大会トーナメント5試合で16得点と攻撃力を誇るアビスパに対し、粘りある守りとカウンター攻撃で接戦を制してきた西南FC。両者自分たちの持ち味を出せるかが勝負のカギとなりました。前半のアビスパは、素早いパス回しと鋭いドリブルで西南FCゴール前までボールを運ぶものの、西南FCの堅い守りに阻まれ、決定的なチャンスを作ることができません。対する西南FCは、粘り強い守備でアビスパの攻撃を防ぐと同時に、奪ったボールを素早く前線に送り、カウンターを仕掛ける展開となりました。
後半に入ると、アビスパは短いパスをつないでボールを支配すると同時に、横に動かしサイドの空いたスペースから攻撃を仕掛けていきます。試合が動いたのは36分、左サイドからのパスを重松怜音選手がしっかりとコントロールし、そのままシュート。これが決勝点となり、1対0でアビスパが勝利しました。
福岡県約300チームの頂点に立ったアビスパ福岡U-12は、13年ぶり4回目の決勝大会出場となりました。
監督・選手コメント
井上孝浩 監督(アビスパ福岡U-12)
攻撃も守備も「攻撃的に!」、これがチームコンセプトであり、今大会でよい成績を収めた大きな要因です。また、本大会を通して、選手はレベルの高い戦いを経験し、前向きに・耐えて・粘って戦うことの価値を見出したと思います。決勝大会に向けてしっかりと準備し、アビスパらしい戦いができるようがんばります。
楢崎佑馬 選手(アビスパ福岡U-12)
昨年の新人戦での悔しい思いを忘れずに、自分たちをしっかり磨いてきました。今回それが良い結果に結びついたことがとてもうれしいです。決勝大会でもスピーディーに、アグレッシブに、自分たちで考えるサッカーをして、優勝を目指します。
重松怜音 選手(アビスパ福岡U-12)
決勝点をとった場面は、日ごろ練習で何度もチャレンジしているので、しっかりシュートをイメージすることができました。6年生とのコンビネーションもどんどん良くなっていると思います。決勝大会でもしっかりゴールを決めて、優勝を目指したいです
優勝 | アビスパ福岡U-12 |
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準優勝 | 西南フットボールクラブ |
3位 | 今宿サッカークラブ / FC立岩 |
努力賞 | ラソス香月 |
グッドマナー賞 | エリア伊都フットボールアカデミー |
準優勝:西南フットボールクラブ
3位:今宿サッカークラブ
3位:FC立岩