北海道
北海道コンサドーレ札幌U-12 延長戦を制し3年連続8回目の全国へ
北海道コンサドーレ札幌U-12WEST 2-1(前半1-1、後半0-0、延長前半0-0、延長後半1-0) エスピーダ旭川E
JFA 全日本U-12サッカー選手権大会 北海道大会の決勝が10月8日、苫小牧市緑ヶ丘公園サッカー場で行われました。台風24号の通過に伴い、日程を変更しての大会運営となりました。北海道コンサドーレU-12WEST対エスピーダ旭川Eの決勝は、昨年度の決勝と同じ対戦カード。今年度2018年度の北海道内の各大会においてもこの両チームは決勝で対戦することが多く、試合前からも接戦が予想されていました。台風一過の秋晴れの下、試合が行われました。
試合は開始1分に動きます。スルーパスを受けたコンサドーレ小松隼人選手が、正確なコントロールから落ち着いてシュートをゴールの隅に流し込み、1対0とコンサドーレが先制します。得点後はコンサドーレがペースを握り、しばらくボールを支配する時間が続きます。
10分過ぎからエスピーダも攻勢に出ます。17分、エスピーダ清原龍聖選手が味方スルーパスにタイミングよく反応し、キーパーをかわしてシュートを決め、1対1の同点となります。この後は両チームとも得点には至らず、1対1のまま前半を終了しました。
後半に入り、一進一退の攻防が続きます。中盤での1対1の激しいボールの奪い合い、味方同士のコーチング、チャレンジ&カバーなどを個々のプレーヤーがしっかりと意識したプレーが続きます。CKやFKなどのセットプレーなども大きなチャンスとなりましたが、お互い高い集中力で得点を許さず、1対1のまま前後半が終了。試合は5分ハーフの延長戦に入りました。
延長戦に入ると、コンサドーレがCKのチャンスを得てシュートを放ちますが、エスピーダのディフェンス陣が得点を許しません。延長前半もお互いに得点を奪うことができず、1対1のまま延長後半へ突入しました。後半残り30秒、コンサドーレのGK村田龍之介選手からのロングキックが、エスピーダのディフェンス陣の背後に落ちます。このボールにいち早く反応した幡鎌駿選手が、ディフェンスに競り勝ち、GKをかわして力強くシュートを決め、2対1と勝ち越します。このまま試合は終了し、北海道コンサドーレ札幌U-12WESTが全国大会への切符を手にしました。
監督・選手コメント
鈴木健士 監督(北海道コンサドーレ札幌U-12WEST)
相手チームのプレッシャーがきつい中、選手はよく頑張ってくれました。大会まで2か月あるので、選手個々の質を上げ、全国大会ではアカデミーのフィロソフィーである「テクニックで凌駕する」ということにチャレンジして、攻守で主導権の握る戦いができるように頑張ります。
幡鎌駿 選手(北海道コンサドーレ札幌U-12WEST)
相手は強くきつかったけど、最後に勝ててうれしかったです。全国大会では、一人一人がもっと走って、コミュニケーションをとって勝てるように頑張りたいです。優勝を目指して頑張ります。
村田龍之介 選手(北海道コンサドーレ札幌U-12WEST)
ピンチもたくさんあったけど、それをみんなで全力で乗り越えることができたのでよかったです。
全国大会はもっとハードになると思うので、体力をもっとつけて、団結力を高めて戦ってきたいと思います。
優勝 | 北海道コンサドーレ札幌U-12WEST |
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準優勝 | エスピーダ旭川E |
3位 | DOHTO Jr U-12 A / 北海道コンサドーレ札幌U-12EAST |
努力賞 | エスピーダ旭川E |
グッドマナー賞 | DOHTO Jr U-12 A |
準優勝:エスピーダ旭川E
3位:DOHTO Jr U-12 A
3位:北海道コンサドーレ札幌U-12EAST