石川県
旭丘FC 悲願の初優勝!県大会を無失点で全国へ
旭丘フットボールクラブ 3-0(前半0-0、後半3-0) ツエーゲン金沢U-12
JFA第42回全日本U-12サッカー選手権大会 石川県大会決勝が11月11日(日)に金沢市民サッカー場で行われました。決勝は全国大会初出場を目指す旭丘フットボールクラブとツエーゲン金沢U-12の対戦となりました。
両チームは県内のさまざまな大会で優勝を目指し、競い合うライバル同士。試合の立ち上がりはお互いの特長を打ち消し合いながら、一進一退を繰り返しました。
旭丘フットボールクラブは寺下翔和選手を攻撃の起点としてボールを集めますが、ツエーゲン金沢も吉村征也選手を中心に、GK北一尋選手と連携して集中したディフェンスで旭丘の攻撃を防ぎました。
また、ツエーゲン金沢はGK北選手から前線へ正確なパスからの展開で旭丘ゴールを脅かしますが、得点には至りませんでした。前半はお互いに決定的な場面には至らず、0対0で折り返しました。
後半に入り、前半同様中盤での激しい攻防が繰り広げられましたが、28分、旭丘フットボールクラブの高野雅以選手が中央から前線の木村勲平選手にパス、右サイドに流したところを寺下選手が落ち着いて右足でゴールに流し込み、旭丘フットボールクラブが先制。このゲームの均衡を破りました。
ツエーゲン金沢も、個人技術の高さを持ち味とした攻撃を仕掛けますが、旭丘フットボールクラブの粘り強いディフェンスの壁を打ち破ることができませんでした。35分、旭丘フットボールクラブ下島颯太郎選手のGKとの1対1のシュートが弾かれたところに高野選手がこぼれ球を押し込み、追加点を奪いました。その後も攻撃の手を緩めない旭丘フットボールクラブは39分、ドリブルで持ち込んだ寺下選手の強烈な右足のシュートが決まり、3点目を奪いました。反撃したいツエーゲン金沢も吉村選手が前線に上がり攻撃を仕掛けましたが、得点には至らずタイムアップとなり、旭丘フットボールクラブの全国大会初出場が決まりました。
監督・選手コメント
本田昇 監督(旭丘フットボールクラブ)
大会初戦から選手みんなが一丸となって戦い、子供たちが目標としていた県代表の座を勝ち取ることができました。故障者も多い中、楽な試合はなかった県大会でした。全国大会初出場ということで、どこまで強豪相手にできるかわかりませんが、1つでも上位に行けるよう頑張りたいと思います。
寺下翔和 選手(旭丘フットボールクラブ)
優勝したいという強い気持ちで試合に臨んでいたので、ゴールを決めることができ、優勝を勝ち取ることができたことは大変うれしいです。
高野雅似 選手(旭丘フットボールクラブ)
チームメイトがゴール前までつないでくれたボールを、自分の力で決めることができたことが大変うれしかったです。
優勝 | 旭丘フットボールクラブ |
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準優勝 | ツエーゲン金沢U-12 |
3位 / 4位 | テイヘンズFC金沢U-12 / 第一翼スポーツ少年団 |
努力賞 | ツエーゲン金沢U-12 |
グッドマナー賞 | テイヘンズFC金沢U-12 |
準優勝:ツエーゲン金沢U-12
3位:テイヘンズFC金沢U-12
4位:第一翼スポーツ少年団