鹿児島県
太陽SCが攻守に安定した力を発揮して2連覇
太陽スポーツクラブ U-12 5-0(前半3-0、後半2-0) 串木野FC
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会 鹿児島県大会の決勝が11月24日(土)、鹿児島県立サッカー・ラグビー場で行われました。快晴の中で行われた決勝は、2年連続4度目の出場を目指す太陽スポーツクラブU-12と初出場を目指す串木野FCとの対戦となりました。
太陽スポーツクラブU-12は、決勝までの5試合で20得点、失点2点と高い攻撃力と堅い守備で勝ち上がり、一方の串木野FCは、強豪ひしめくブロックの中を個のスキルと総合力による安定した試合運びで勝ち抜いてきました。
試合序盤は串木野FCの素早い出足からパスワークが冴え、FWの鈴木悠仁選手がシュートを放つなど試合を優位に進めました。一方、太陽スポーツクラブU-12はじっくりと守備をしながら奪ったボールをFW大石脩斗選手に素早く当てて、2列目の選手がセカンドボールを拾うなどペースを掴みはじめます。9分、カウンターで得たコーナーキックから佐藤煌選手がふわりとゴール前に浮かせたボールに大石選手がヘディングで合わせ、待望の先制ゴールが生まれます。
その後、勢いに乗った太陽スポーツクラブU-12は13分、右サイドから大石選手がペナルティエリアにドリブルで持ち込みシュートを放ち2点目、18分には橋口開一選手が右足で放ったシュートを串木野FCのGKが弾いたところを再度詰めて3点目を奪いました。串木野FCはFW鈴木選手、漆島幹大選手にボールを当てて攻撃に転じようとしますが、太陽スポーツクラブU-12の前村翔選手の対応で前にボールを進めることが出来ずに前半を終了しました。
後半は、立ち上がりから攻守の切り替えが両チームとも速く、両者ともゴールに迫るシーンが多くありました。串木野FCは松下永遠選手、鈴木選手、漆島選手の華麗なパスワークから太陽スポーツクラブU-12のゴールに迫り、太陽スポーツクラブU-12は奪ったボールを素早くFWに当ててサイドからの攻撃で串木野FCゴールに迫りました。
一進一退の攻防の中、太陽スポーツクラブU-12は、大石選手に替わって城戸健成選手が入り、前線からの積極的な守備によりペースを掴みはじめます。35分、橋口選手が中央から抜け出しペナルティエリア内にループパスを送り、そこに走りこんだ竹内大斗選手が左足で豪快にボレーシュートをゴール右隅に突き刺しました。試合終了間際の40分、走りこんだ橋口選手が精度の高いクロスを入れ、タイミング良く入ってきた佐藤選手がヘディングシュート、GKが弾いたところを途中出場の城戸選手が反応してゴールネットを揺らします。 試合は5-0で終了し、太陽スポーツクラブU-12が2年連続4回目の決勝大会出場を決めました。
監督・選手コメント
久保健 監督(太陽スポーツクラブ U-12)
選手全員が意識を高く持って大会に臨み、2年連続優勝ができて嬉しいです。目指していた良い守備からの攻撃ができたので、この結果をもとに決勝大会へとつなげていきたいです。
大窪凪 選手(太陽スポーツクラブ U-12)
厳しい状況の中でも前半に3点取れたので、後半も全員が相手を倒そうという気持ちが強くなって優勝をつかみ取ることができました。この力を決勝大会でも発揮できるように頑張りたいです。
竹内大斗 選手(太陽スポーツクラブ U-12)
みんなでここまで来たので、決勝大会でもしっかりと去年のようないい成績を残せるように勝ちにこだわりたいです。
優勝 | 太陽スポーツクラブ U-12 |
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準優勝 | 串木野FC |
3位 | FCサウサーレ / 太陽スポーツクラブ国分 |
努力賞 | 串木野FC |
グッドマナー賞 | FCサウサーレ |
準優勝:串木野FC
3位:FCサウサーレ
3位:太陽スポーツクラブ国分