神奈川県
攻守に圧倒の川崎フロンターレU-12、神奈川県大会2連覇を達成!
川崎フロンターレU-12 5-0(前半3-0、後半2-0) バディーサッカークラブ
11月の澄み渡った秋空の下、決勝大会出場をかけ川崎フロンターレU-12(川崎市)とバディーサッカークラブ(横浜市)の対戦が行われました。詰めかけたサポーター達の応援も試合開始前から熱を帯び、スタジアムは大きな歓声に包まれました。
いよいよ試合がスタート。長短を織り交ぜたパス交換や積極的なサイドからのカットインでゴールを目指す川崎フロンターレに対し、コートの幅を存分に生かし後方からのビルドアップと鋭いドリブルで相手の裏をつきチャンスをつくろうとするバディー。試合は開始早々、緊張の場面を迎えます。1分、川崎フロンターレのミスを突いたバディーはGKと1対1のチャンスを得ますが、シュートは枠を外れ、惜しくも先制のチャンスを逃します。その後もバディーの鋭い両サイドからの攻撃が続きますが、ピンチを乗り越え集中力を取り戻した川崎フロンターレが組織的な守備でバディーの攻撃をしのぎます。その後、一進一退の攻防が続きますが13分、ゲームが動きます。川崎フロンターレの斎名優太選手のコーナーキックを香取武選手がシュート、待望の先取点をあげます。さらにその僅か1分後、先取点を上げた香取選手がボールを奪い右サイドからドリブルでペナルティーエリアへ侵入。ふわりとしたクロスボールをバディーDFは弾き出しましたが、そのボールを拾った斎名選手が冷静に低い弾道でゴール右隅にシュート、2点目をあげます。2分間で2点を奪われ、バディーの堅牢なディフェンスラインに狂いが生じます。その1分後、15分にはバックパスをカットした斎名選手が、ゴールキーパーと1対1に。冷静にキーパーをかわすループシュートで3点目をあげ、前半を3-0で折り返します。
後半は立ち上がりからバディー白須健斗選手、金子俊輔選手が積極果敢なドリブルで攻撃を仕掛けますが、川崎フロンターレの組織的な守備と効果的なプレスがそれを阻みます。33分、川崎フロンターレのコーナーキックを山中大輝選手が打点の高いヘディングで決め4-0。さらに36分には、柏村涼太選手の右サイドからのパスを新堀翔選手が合わせ5-0とします。最後まで諦めないバディーの怒涛の攻撃を、ポジションチェンジや鋭く厳しい寄せで封じ切った川崎フロンターレが5-0で勝利し、2年連続5度目の決勝大会出場を決めました。
監督・選手コメント
高田栄二 監督(川崎フロンターレU-12)
準決勝のマリノス戦、決勝のバディー戦、ともに厳しい試合を勝ち上がってきたチームだったので、試合に臨む際は選手・スタッフとしっかりスカウティングやミーティングを重ねトレーニングを行いました。決勝では前半早々に大きなミスで失点のピンチを迎えましたが、しっかりと集中して守りきれたことで、その後の連続得点につながり流れを掴め勝利できたのだと思います。決勝大会では神奈川県代表の名に恥じないよう、フロンターレのサッカーで優勝を目指したいです。
斎名優太 選手(川崎フロンターレU-12)
決勝戦ではチームとしても個人としても前線からのプレスが上手くいって、連続した攻撃につなげることができたことが良かったです。自分の前にこぼれてきたボールを焦らず冷静にシュートし、ゴールに決めることができたことは嬉しかったです。決勝大会でもチーム一丸となって優勝を目指しますので応援よろしくお願いします。
香取武 選手(川崎フロンターレU-12)
決勝戦のバディーには苦手意識があり平常心で試合に入れなかったけれど、早い時間で点を奪うことができたので流れに乗って試合を優位に進めることができました。優勝する気持ちを強く持って臨み自分も得点を決めることができたので嬉しかったです。決勝大会では神奈川予選の経験を活かし優勝を目指したいと思います。
優勝 | 川崎フロンターレU-12 |
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準優勝 | バディーサッカークラブ |
3位 | 横浜F・マリノスプライマリー / JFC FUTURO |
努力賞 | バディーサッカークラブ |
グッドマナー賞 | JFC FUTURO |
準優勝:バディーサッカークラブ
3位:横浜F・マリノスプライマリー
3位:JFC FUTURO