山形県
モンテディオ山形ジュニア庄内が悲願の初優勝
モンテディオ山形ジュニア庄内 2-0(前半0-0、後半2-0) OSAフォルトナ山形フットボールクラブ
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会 山形県大会の決勝が11月11日(日)、山形市球技場で行われました。
天気が心配されましたが快晴の中で行われた決勝戦は、初出場を目指すモンテディオ山形ジュニア庄内と、出場すれば2度目全国で鹿児島開催は初となるOSAフォルトナ山形フットボールクラブとの対戦となりました。 104チームのトーナメントで始まったこの大会。モンテディオ山形ジュニア庄内は、ラウンド8にて今年度県内の大会を無敗の優勝候補を相手に苦しい戦いを強いられましたが、終了間際の劇的なゴールで勝利し、チーム一丸となって勝ち抜いてきました。
試合は、立ち上がりOSAフォルトナが、持ち前の球際の強さと縦へのスピードある攻撃で攻め立てます。 6分、モンテディオDFラインの裏のスペースにタイミングよく縦パスで抜け出したOSAフォルトナの鑓水壮真選手がGKと1対1の場面を作り出しますが、モンテディオの瀬尾風翔選手の果敢なセービングで得点には至りませんでした。 その後もコーナーキックやフリーキックの連続したチャンスもありゴールまであと一歩のOSAフォルトナのペースで試合が進みます。 そのような中でインターセプトを狙い果敢にボールを奪うことにトライしていたモンテディオがペースを掴んで攻撃を仕掛けますが、決定的な場面まで作れず両チーム一進一退のまま前半を終了しました。
後半に入るとサイドのスペースを有効に使いだしたモンテディオペースで試合が始まりました。すると試合が動きます。21分、左コーナーキックから相手のクリアが短くなり、それを拾ったモンテディオの佐藤ゆき選手が左ペナルティエリア角からフェイントをかけ、狙いすました低いシュートがゴール右隅へゴールイン。待望の1点が入ります。すぐに取り返したいOSAフォルトナは、スピードを上げ激しく攻め込もうとしますが、モンテディオの田村絆人選手を中心とした固い守備に跳ね返され、中々チャンスを作ることが出来ません。一方のモンテディオは、相手の攻撃を防ぎカウンターを仕掛けていきます。38分、相手の攻撃をパスカットしたモンテディオが神尾遙人選手、高田祐月選手、佐藤右京選手と繋ぎ、最後は相手ゴーキーパーをかわす技ありのループシュートを佐藤選手が決めて追加点を奪いました。 このまま試合は終了し、2-0でモンテディオ山形ジュニア庄内が初の全国大会出場となりました。
監督・選手コメント
比嘉厚平 監督(モンテディオ山形ジュニア庄内)
普段練習してきたプレーがゲームで出せたので、とても素晴らしいゲームができました。ただ、まだまだ改善しなければいけない部分が多くあります。これからもしっかりと目標に向かって練習していきたいと思います。
田村絆人 選手(モンテディオ山形ジュニア庄内)
みんなで全力を尽くして勝ててよかったです。全国大会でも頑張りたいと思います。
佐藤ゆき 選手(モンテディオ山形ジュニア庄内)
決勝の舞台で気合も入っていました。ゴールで優勝に貢献できて最高の気分です。
佐藤右京 選手(モンテディオ山形ジュニア庄内)
とても嬉しいです。自分もゴールという形でチームの勝利に貢献できてよかったと思います。
優勝 | モンテディオ山形ジュニア庄内 |
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準優勝 | OSAフォルトナ山形フットボールクラブ |
3位 / 4位 | 米沢フェニックス / サルバトーレ櫛引SC |
努力賞 | OSAフォルトナ山形フットボールクラブ |
グッドマナー賞 | 米沢フェニックス |
準優勝:OSAフォルトナ山形フットボールクラブ
3位:米沢フェニックス
4位:サルバトーレ櫛引SC