千葉県
柏レイソルU-12が快勝し、3年連続19回目の出場決める
柏レイソルU-12 3-0(前半2-0、後半1-0) 市川FCレーベ
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 千葉県大会の決勝が11月24日、千葉県白井市の白井運動公園陸上競技場で行われました。 気温18.5℃、曇りの中、3年連続19回目の優勝を狙う強豪・柏レイソルU-12と、27年ぶり4回目の優勝を目指し、上位4チーム中、唯一ノーシードで勝ち上がってきた市川FCレーベが対戦しました。
前半は、キックオフから柏レイソルが積極的に攻めてボールを支配する展開となりましたが、パスの乱れや市川FCのパスカットで、ゴールをなかなか奪うことが出来ません。均衡が破れたのは10分。柏レイソルのコーナーキック後、混戦を抜け出したMF丸山寿貴斗選手がボールを押し込み、先制します。17分には、キャプテンの廣岡瑛太選手が蹴ったボールを、右サイドにいた沼端隼人選手が折り返し、廣岡選手がゴールに押し込んで追加点を挙げました。市川FCも、福岡壮志選手らが攻守に存在感を示しましたが、準決勝までの5試合でわずか1失点と堅守を誇る柏レイソルからなかなかボールを奪えないまま、前半が終了しました。
後半、2点を追う市川FCが立ち上がりから攻勢に転じます。積極的にボールを支配し、果敢に敵陣で攻撃を展開して柏レイソル守備陣を揺さぶりましたが、なかなか決定打につながらないまま時間が過ぎていきます。試合終了間近に市川FC鬼頭航大選手が放ったシュートもクロスバーにはね返されてしまいました。すると37分、今度は柏レイソルの長澤然選手が左サイドを突破後、ゴール前で混戦となり、越川翔矢選手がこぼれ球を押し込んで、だめ押しの3点目。試合はこのまま終了し、柏レイソルU-12が全国大会への切符を手にしました。
監督・選手コメント
御牧考介 監督(柏レイソルU-12)
練習では、選手一人一人の特長や個性を生かし、どんな状況でも各自が攻守を自分で考えて主体的に動けるサッカーを目指してきました。決勝で対戦した市川FCレーベは上手で、こちらが思うように攻められない場面もありましたが、練習が実り、各自が臨機応変に動いてくれました。全国大会でも同様に、まずは初戦の1勝を確実に勝ち取りたいと思います。
廣岡瑛太 選手(柏レイソルU-12)
普段はパスをつないで前に攻めていく試合が多いのですが、決勝では、時にはボールを背後にパスして、下がる展開を取りました。全国大会は対戦チームのレベルが格段に上がるので、チーム全員がよりパワーを出して臨む必要があります。優勝を狙います。
優勝 | 柏レイソルU-12 |
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準優勝 | 市川FCレーベ |
3位 | 船橋FC / 柏レイソルA.A.長生 |
努力賞 | 市川FCレーベ |
グッドマナー賞 | 船橋FC |
準優勝:市川FCレーベ
3位:船橋FC
3位:柏レイソルA.A.長生