愛媛県
23年ぶり、新居浜市少年サッカースクール高津教室が2度目の全国大会出場!
FC Livent 1-4(前半1-2、後半0-2) 新居浜市少年サッカースクール高津教室
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 愛媛県大会の決勝が、11月24日(日)、愛媛県総合運動公園球技場で行われました。試合開始前から雲行きが怪しくも、天然芝の最高のグランドコンディションのもと、東予地区代表の新居浜市少年サッカースクール高津教室(以下「高津」)と中予地区代表のFC Livent(以下「リヴェント」)による決勝戦がキックオフされました。
開始早々の2分、高津は田坂一護選手のゴールキックからのボールが加藤璃玖選手に繋がると、そのままドリブルで持ち込み先制ゴールを決めます。負けじとリヴェントも得意とするパスサッカーで立て直すと、7分にゴール前の混戦から田中咲翔選手の巧みなループシュートで同点とします。その直後の8分、高津は鈴木悠希選手のロングスローインから森実昊選手がヘディングで押し込み、2-1と突き放します。再びリードを奪った高津は、ディフェンダーからのプレスを強めるとともに攻守の切り替えを早くすると、リヴェントのパスも中盤で繋がらなくなり、なかなか攻め上がれなくなります。そのまま前半は2-1で終了しました。
後半に入っても高津の前線からのプレスが効き、リヴェントはなかなかボールを回せません。そんな中でもディフェンダーからのオーバーラップを効果的に使って攻め込みますが、高津もその攻撃に対して人数を掛けて対応します。33分、リヴェントはゴール前でハンドによるペナルティキックを献上してしまいます。これを高津の浅井琉希選手がしっかりとゴールに叩き込みます。さらに40分、相手ペナルティエリア内で高津の鈴木選手がドリブルで持ち込み、ゴールを決めます。試合途中から雨が降り出して視界が悪くなるなか、高津は手を緩めることなく攻め、シュート数はリヴェントの5本に対し、高津は17本と圧倒する結果となりました。このまま試合は終了し、4-1で高津が勝利。23年ぶり2回目の全国大会の切符を手に入れました。
監督・選手コメント
小野大一 監督(新居浜市少年サッカースクール高津教室)
7月の南海放送杯で優勝したあとに各チームのマークがきつくなったなか、優勝できて嬉しいです。23年ぶりの優勝ということで、間が空きましたが、喜びもひとしおです。決勝戦は、後半になってから時間が進むにつれ、勝てると確信しました。いつもの高津らしいサッカーをしようと選手たちには伝えていましたが、キャプテンを中心によく頑張りました。23年前の全国大会では1勝もできなかったので、今度こそ1勝したいと思います。
浅井琉希 選手(新居浜市少年サッカースクール高津教室)
最高です。23年ぶりの高津の歴史を作れました。でも、目指しているのは全国大会で1勝することなので、これからそれに向けてまた練習したいと思います。これまでの日々の練習はきつかったですが、キャプテンとして、みんながサポートしてくれたおかげで結果が出ました。PKの3点目の場面は、外せば流れが変わると思っていましたが、決められて良かったです。自分を信頼して蹴らせてくれたみんなに感謝したいです。
加藤璃玖 選手(新居浜市少年サッカースクール高津教室)
1点目を決めるとチームが盛り上がるはずだと思っていましたが、あの場面はゴールが空いていたので、うまく決められました。全国大会では、決勝ラウンドに行くのが目標です。
森実昊 選手(新居浜市少年サッカースクール高津教室)
リヴェントに追いつかれたすぐあとで、リヴェントの応援が盛り上がっていて負けるわけにはいかないので、あの場面ではうまくヘディングで決められて良かったです。全国大会では、決勝ラウンドに行きたいと思っています。
鈴木悠希 選手(新居浜市少年サッカースクール高津教室)
終了間際でしたが、相手の隙をついてドリブルで持ち込んで決めることができました。全国大会でも、自分が点を取って勝てるようにしたいです。
優勝 | 新居浜市少年サッカースクール高津教室 |
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準優勝 | FC Livent |
3位 / 4位 | 川南フェニックス / 三津浜サッカークラブ |
努力賞 | FC Livent |
グッドマナー賞 | 川南フェニックス |
準優勝:FC Livent
3位:川南フェニックス
4位:三津浜サッカークラブ