岩手県
激闘の末、RENUOVENS OGASA FOOTBALLCLUBジュニアが2度目の全国出場を果たす
RENUOVENS OGASA FCジュニア 2-2(前半0-1、後半2-1、延0-0、再延0-0)(14PK13) 盛岡太田東サッカー少年団
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会岩手県大会の決勝が10月20日、いわぎんスタジアムで行われました。
気温19℃、快晴の中で行われた決勝戦は、3年ぶり2回目の全国出場を目指すRENUOVENS OGASA FOOTBALLCLUBジュニアと、4年ぶり3回目の全国出場を目指す盛岡太田東サッカー少年団の対戦となり、1年前の新人戦決勝と同一の対戦カードとなりました。
試合はボールを保持し相手ゴールに迫るOGASAに対し、盛岡太田東は4人のDFで守りを固め、カウンターからゴールを目指す展開の中2分、コーナーキックを獲得したOGASA齋藤瑛太選手がショートコーナーからのリターンパスを受けて思い切りの良いミドルシュートを放ちますが、太田東のGK南川喜透選手のファインセーブで得点になりません。
太田東は8分、最終ラインで奪ったボールを前線の平山彪我選手につなぎ、ペナルティエリア付近まで運んだボールをDFの石澤侑真選手に戻し、そこから思い切りのよい20mのミドルシュートがゴール右隅に決まり、太田東が待望の先制点を奪います。 その後もOGASAがボールを保持し続けますが、決定機無く前半が終了しました。
後半に入り、突き放したい太田東は、21分、中盤で奪ったボールを左サイドに流れた平山選手につなぎボールをキープ、そこから右サイドを駆け上がってきた鈴木雄大選手につなぎ、ペナルティエリア外側からのクロスを村上爽選手が頭で押し込み追加点が入ります。
追いつきたい OGASAは28分、廣橋玖音選手が中盤で拾ったボールを左サイドへ流し、そこから入れたクロスボールを太田東の選手が一度はクリアしますが、そのボールがペナルティエリアに侵入していた廣橋選手のもとにこぼれ、これをダイレクトでゴールに蹴りこみ、追撃の1点が入ります。
勢いに乗ったOGASAは30分、右サイドで佐藤桜夢選手と廣橋選手のパス交換から、太田東のプレッシャーをかわしゴール方向に入れたボールがそのまま入り同点に追いつきます。
その後は、両チームとも落ち着いた試合展開となり、そのまま終了、勝負は延長戦に移りますが、延長戦、再延長戦ともに両者一歩も引かない一進一退の攻防が続きPK戦に突入。
PK戦は、太田東が先攻で開始され、両チーム共に7人目まで成功し、迎えた太田東8人目が失敗しますが後攻のOGASAも失敗し、キッカーが二巡目に突入します。
2巡目も両チーム共に成功を続け、太田東15人目のキッカーをOGASA下堀航輝選手が見事にストップし、最後はOGASA大湯葉祐選手が落ち着いてゴールを決め、激闘に決着がつきRENUOVENS OGASA FOOTBALLCLUB ジュニアが2度目全国大会の出場を決めました。
監督・選手コメント
中村司 監督(RENUOVENS OGASA FCジュニア)
「楽しむ」「協力」「感謝」、すべての選手が全力でアグレッシブに「挑戦」した結果が優勝へとつながりました。
廣橋玖音 選手(RENUOVENS OGASA FCジュニア)
どんな時でもあきらめず、最後まで走り切ったので勝てたと思います。
佐藤桜夢 選手(RENUOVENS OGASA FCジュニア)
みんなで今まで練習してきて、この大会のためにがんばってきたので優勝できてとてもよかったです。
優勝 | RENUOVENS OGASA FCジュニア |
---|---|
準優勝 | 盛岡太田東サッカー少年団 |
3位 / 4位 | MIRUMAE・FC・U-12 / Mario Vitoria FC |
努力賞 | MIRUMAE・FC・U-12 |
グッドマナー賞 | エスペランサ玉山ジュニア |
準優勝:盛岡太田東サッカー少年団
3位:MIRUMAE・FC・U-12
4位:Mario Vitoria FC