富山県
GRANZAS FC 集中力とハードワークで守りきり、初の全国大会へ!
GRANZAS FC 1-0(前半1-0、後半0-0) 速星少年サッカークラブ
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 富山県大会の決勝が11月4日、富山市五福公園陸上競技場で行われました。
前日の夜から降り出した雨も午前中の早い時間には上がり、試合中には日差しが射す秋晴れの中、今年の顔合わせは、勝てば両チーム共に本大会初出場となるGRANZAS FCと速星少年サッカークラブとの対戦になりました。
前半開始5分 速星の千田唯人選手のシュートをGRANZASのGK能登圭吾(以下能登圭)選手が一旦ファンブルしたものの、自らゴールライン直前でセーブし得点を許しません。今度は、サイドからのクロスをGRANZAS前林士雲選手がヘディングで合わせますが、こちらも得点には至りません。その後、GRANZAS能登翔太朗選手(以下能登翔)が裏へ抜け出しシュートを放ちますが速星GK竹修汰選手がセーブ。お互いに無得点のまま、時間が経過します。すると前半直前に両チームにチャンスが訪れます。まずは、18分速星千田選手から見波來音選手へパス、一瞬抜け出しますがGRANZAS木下空選手が見事なタックルにてシュートを防ぎます。すると19分ペナルティーエリア前右サイドで得たフリーキックをGRANZAS浅野寧生選手が迷わず右足を振り切りゴール、GRANZASが均衡を破り1-0として前半を終えます。
後半に入っても、お互いにゴールを目指し激しい攻防が続きます。GRANZAS能登翔選手がハーフライン付近からドリブルで仕掛けペナルティーエリアに侵入し、シュートを打ちますが速星GK竹選手のセーブにより追加点を許しません。どうしても追加点の欲しいGRANZASは、今度は左サイドからペナルティーエリア前でのフリーキックを獲得します。キッカーは1点目を決めた浅野選手、蹴ったボールの弾道は2点目かと思われたが、クロスバーに当たりゴールにはなりません。すると38分、今度は追いつきたい速星にもチャンスが来ます。 速星途中出場の宮島琉夏からのクロスを千田選手がヘディングシュート、一瞬同点ゴールかと思われましたが、GRANZAS GK能登圭選手がファインセーブにて得点を阻みます。速星は最後まであきらめずに攻め続けたが、終了のホイッスルが鳴り、試合終了。GRANZAS FCが前半に決めたフリーキックの1点を全員の高い集中力と激しいディフェンスで守りきり、初めての全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
能登純平 監督(GRANZAS FC)
選手達が、本当によくやってくれた。正直、本当に嬉しい。富山のサッカーの歴史に黒部地区の名を残す事ができ、新しいページを作る事ができた。本大会に向けて頑張ります。
山田聖心 選手(GRANZAS FC)
皆よくやったね。全国優勝目指して頑張ります。
浅野寧生 選手(GRANZAS FC)
フリーキックは絶対決めてやると思って蹴りました。コーチのお父さんには「ヤッター」と報告したいです。
堤爽良 選手(GRANZAS FC)
目標の選手は元カターレ富山のDFのお父さん、ポジションも一緒なので、お父さんを超える選手になりたいです。
優勝 | GRANZAS FC |
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準優勝 | 速星少年サッカークラブ |
3位 / 4位 | T・ボレアーレUOZU / 立山中央JSC |
努力賞 | T・ボレアーレUOZU |
グッドマナー賞 | 立山中央JSC |
準優勝:速星少年サッカークラブ
3位:T・ボレアーレUOZU
4位:立山中央JSC