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開催地代表のFC船橋などが白星発進! JFA 第21回全日本O-50サッカー大会
2022年06月26日
JFA 第21回全日本O-50サッカー大会が6月25日(土)、千葉県市原市で開幕しました。初日には、1次ラウンドの初戦が行われました。
グループAでは、2チームが好発進しました。FC船橋50(開催地/千葉)は4-0、盛岡FCマスターズ(東北/岩手)は3-0と、それぞれ快勝しています。両チームが対戦するグループ最終戦が、突破を懸けた直接対決となるのでしょうか。チーム力が問われる2日間での3連戦では、最後まで筋書きが読めないドラマが待っています。
グループBの首位に立ったのは、レアル関西(関西/大阪)です。後半に4得点と爆発し、5-1で勝利しました。同じく大勝したのがT・ドリームス50(関東3/東京)で、得失点差は同じ+4ですが、1得点多いレアル関西を追っている格好です。両チームは第2戦で対戦し、その結果によっては他の2チームの突破の目がぐっと拡大する可能性もあります。
グループCでも、2チームが勝ち点3を獲得しました。山梨マスターズ(関東1/山梨)は先制を許したものの、CKでの豪快なダイビングヘッドなどで前半のうちに逆転し、3-1で勝利。アルフット安曇野シニア(北信越/長野)は一度は追い付かれたものの、後半に勝ち越し点を奪い、2-1と競り勝ちました。4チームの得失点の差は小さく、まだまだ先は読めません。
一番の混戦は、グループDです。福岡とびうめシニアサッカークラブ(九州1/福岡)は勝利したものの、前々回大会で準優勝の羅針盤倶楽部NAGOYA(東海/愛知)は松江FCだんだん(中国1/島根)と0-0でドロー。どのチームも、最終戦まで気の抜けない展開が続きます。
大会2日目には1次ラウンドの第2節、第3節が行われ、決勝ラウンドに進むベスト4が決まります。
選手コメント
宮田和彦 選手(盛岡FCマスターズ)
初戦は硬くなるかと思っていましたが、先制点を取れて、結果的に3-0で勝てました。けがをしている選手以外全員出場できたことも良かったです。O-40では、最終戦のアディショナルタイムの残り2分間で逆転されて、1次ラウンド突破を逃したことがありました。今回はできれば決勝ラウンドに行きたいと思っていますが、密かに優勝を狙っています。
工藤栄二 選手(SIERRA SAIJO 50)
もっとやれると思っていたのですが、想像以上に相手が強かったですね。後半、チャンスはいくつかあったのですが、残念ながら決め切れませんでした。今回は決勝ラウンド進出を目標にしています。そのためにはこの初戦は落とせないところなので、だいぶ気合を入れましたが、相手が一枚上手でした。2日目に何とか2勝できるように頑張ります。
浅井謙作 選手(札幌50CERI烏)
相手(山梨マスターズ)は優勝候補なので気を抜かないようにと思っていたのですが、一瞬の隙を突かれました。北海道のチームにこの気温はなかなか厳しいのですが、良いコンディションに仕上げてきたので、良い試合ができたと思います。同じクラブのO-60、O-40のチームと一緒にトレーニングをしています。このO-50もセカンドチームまであり、50人くらいで競っています。道内のシニアサッカーもだいぶ盛り上がってきました。そろそろ決勝ラウンドに行きたいので、2日目も頑張ります。
大城晋 選手(沖縄海邦クラブ)
O-40では準優勝の経験がありますが、O-50では初の全国大会になります。やはり初戦ということで、全員緊張していたし、強い風にも悩まされました。前半のうちに追い付けましたが、後半は相手が強い追い風に乗って攻勢に出てくるのは覚悟していたものの、立ち上がりに早い時間帯にやられてしまいました。皆さん、技術が高いです。先輩たちも応援に来てくれているので、2日目も頑張ります。
大会期間:2022年6月25日(土)~2022年6月27日(月)
会場:千葉県/市原スポレクパーク