決勝ラウンド進出チームが決定 JFA 第24回全日本O-50サッカー大会

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決勝ラウンド進出チームが決定　JFA 第24回全日本O-50サッカー大会

2025年06月23日

決勝ラウンド進出チームが決定　JFA 第24回全日本O-50サッカー大会

JFA 第24回全日本O-50サッカー大会の2日目が6月22日(日)に行われ、決勝ラウンドに進む4チームが決まりました。

グループAでは、3チームが突破の可能性を残して最終節に臨みました。T・ドリームス50（関東2／東京）と沖縄海邦クラブ（開催地／沖縄）は、ともに勝った上で首位のLEYENDA（関西／奈良）の結果次第で1次ラウンド突破決まる状態で対戦しました。試合は早々に動き、T・ドリームスが最初のシュートで先制。海邦クラブも後半に1点を返しましたが、前回王者のT・ドリームスが3-1で勝利。ただし、4強入りを果たしたのは、手堅く0-0で引き分けて勝ち点1を重ねたLEYENDAでした。

グループBは、上位3チームが勝ち点1差、得失点差も1点差にひしめく状況で最終節に突入しました。この混戦を抜け出したのは横浜シニア50（関東1／神奈川）です。第2節を終えた時点では、同勝ち点の徳島SFC（四国1／徳島）と得失点差でも並ぶなか、最終戦で3-0の勝利を収めると、徳島SFCに2-1で勝利したキッカーズ1970（中国2／鳥取）にも助けられ、決勝ラウンド行きをつかみ取りました。

グループCの最終節では、突破の可能性を残したクマガヤサッカースポーツクラブシニアO-50（関東4／埼玉）とOITA.over（九州／大分）が直接対決。クマガヤは引き分けでも得失点差で首位に立つ状況でしたが、2-0できっちりと勝利。準決勝進出を力強く引き寄せました。

グループDでは、連勝同士のLien Chiba（関東3／千葉）と藤枝フットボールクラブO-50（東海／静岡）が最終節で激突しました。得失点差で藤枝を上回っていたLien Chibaは開始1分、さらに前半アディショナルタイムと良い時間帯に得点。後半にも1点を加えて勝利し、3戦全勝で1次ラウンドを突破しました。

大会最終日には、いよいよこの年代の日本一のチームが決まります。

選手コメント

木村裕之選手（T・ドリームス50）
初戦に負けた時点で、1次ラウンド敗退を覚悟しましたが、ある意味やることは決まりました。たくさん点を取って、全員でこの空気を感じて、沖縄の地を楽しみながらみんなで一生懸命戦い抜こうと気持ちを切り替えて、残り2試合に臨みました。自分たちには連覇を目指すほど絶対的な強さがあるとは考えていませんでした。でも、それもこのチームの伸びしろだと思います。試合内容に納得しなかった分、今後も本田泰人選手兼監督の指導の下、もっとうまくなりたいと思っています。

平良安則選手（沖縄海邦クラブ）
地元開催ということもあり、40代のチームとかなり練習試合をして臨みましたが、相手が一枚上手だったと思います。それでも、大勢の方が応援に来てくださったので、最終戦では1点を返すことができて良かったです。4度目の全国大会出場で最も厳しい組み合わせだったかもしれませんが、新しいメンバーもいたので、この経験を来年につなげてくれればと思います。次回は予選からの出場になりますが、九州大会を勝ち抜いて、全国大会に来られるように頑張ります。

丸尾倫寛選手（広島四十雀サッカークラブ）
広島には、自分たちが10年に一度勝てればというほどの強豪がいます。今回はO-40で11年前に出場して以来の全国大会出場を達成できました。そのときは2分け1敗だったので、今回は優勝できればと思っていましたが、けが人もいて、なかなか自分たちのサッカーができませんでした。その中で、自分たちの身上である粘りは見せられたと思います。全国の強いチームと対戦することで自分たちの立ち位置が分かりましたし、いろいろな選手と出会うことができました。ぜひまたこの大会に出場して、楽しめたらと思います。

佐藤英隆選手（Docon Jack 50）
3試合を終えて疲労困憊です。北海道から来ると、この暑さは厳しいですね。出発するときには札幌の気温も29度まで上がっていましたが、沖縄は湿度が違います。チーム一丸となって3年ぶりの出場権をつかんだので、何とか決勝ラウンドに行きたいと思っていましたが、若いチームはスピードが違います。自分たちの経験値を生かして戦いたかったのですが、点を取られると厳しいです。勝てるかどうかは、戦い方次第ですね。それでも大会自体は楽しめました。