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愛知セレクト60が緊迫の決勝を制して優勝! JFA 第22回全日本O-60サッカー大会
2022年06月21日
JFA 第22回全日本O-60サッカー大会は6月20日(月)、大会最終日が行われ、愛知セレクト60(東海2/愛知)がこの年代の日本一に輝きました。
京都O-60(関西/京都)と千葉四十雀SC(関東2/千葉)による準決勝は0-0で折り返しましたが、後半開始4分に千葉四十雀の遠藤丈浩選手がゴールを決めると、10分後には長いFKが直接ゴールに入り、千葉四十雀が2-0で決勝へ進みました。もう一つの準決勝では、愛知セレクトが上灘サッカー育成会(四国/愛媛)に4-1と快勝して、ファイナルへと駒を進めました。
千葉四十雀と愛知セレクトによる決勝は、お互いに集中力高く、相手の隙を探り合う戦いとなりました。この決勝が3日間で5試合目となる両チームは選手たちの疲労も激しく、前半から選手交代を頻繁に行います。愛知セレクトは後半に入り、左ウイングに入った谷幸孝選手へボールが入る回数が増えました。その谷選手は後半半ば、長い距離をドリブルで独走しシュートまで持ち込むプレーを披露しますが、この一撃はGKに防がれました。一方の千葉四十雀は、準決勝でもゴールを挙げた快速アタッカーの遠藤選手へのロングパスが増えましたが、一本で裏を狙うパスには愛知セレクトも入念にケア。簡単にはシュートまで持ち込ませませてもらえませんでした。
慎重なままに進んだ勝負は、40分間では勝負がつかずPK戦に突入。すると、1本外れた千葉四十雀に対して、愛知セレクトは全員がPKを成功。見事O-60年代の頂点に立ちました。
選手コメント
山崎和彦 選手(京都O-60)
連覇など考えず、この2年間、延期しては中止になるというパターンが続いたこの全国大会にまた出場できることを、チーム全員で喜びました。もちろん勝負事だから負けたことは悔しくはありますが、全員で練習からやってきたことを実践できての全国3位を誇らしく思います。選抜チームの良さも出ました。優勝は来年以降の宿題かもしれませんが、今はよく頑張ったと感じています。
小林正喜 選手(千葉四十雀SC)
若手が比較的多かったので、今回は優勝を狙いにいくつもりでした。1次ラウンドでは無失点だったのですが、最後の決勝では1点を取るのが遠かったという感じです。相手は球際が厳しくて、良いチームでした。来年、またチャレンジしたいと思います。
恒川正雄 監督(愛知セレクト60)
今大会は初戦で引き分けて自信を失いかけましたが、2戦目で良い形で勝てて、3試合目は勝てば1次ラウンド突破だと、気持ちが乗っていきました。速いチームやうまいチームなど相手は強かったですが、選手たちが良いところを出してくれました。特に、諦めないところがすごく良かったと思います。全員が出場して、総力戦で戦うこともできました。個人的には今回、選手としてO-70の全国大会に出られなかったのですが、監督として目標を果たせて感無量です。
由谷貴浩 選手(愛知セレクト60)
3年前の前回大会では準決勝で負けていたので、どうしても優勝したいと思っていました。去年の秋から、県内の50代のチームとたくさん試合をして、スピードあるチームにも対応できるようにやってきました。県内の選抜チームであり、2チーム分くらいの人数から選手選考された、サッカーと酒が大好きな連中です(笑)。嫌なことがあってもグラウンドで忘れて、酒を飲んだ後は好きなサッカーを続けるというサイクルで、来年もまたこの大会に出たいと思います。
大会期間:2022年6月18日(土)~6月20日(月)
会場:愛媛県/愛媛県総合運動公園球技場、愛媛県総合運動公園補助競技場、ニンジニアスタジアム、北条スポーツセンター陸上競技場、北条スポーツセンター球技場
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