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ベスト4が決定!開催地代表や常連チームが決勝ラウンドへ JFA 第23回全日本O-60サッカー大会
2023年05月14日
JFA 第23回全日本O-60サッカー大会は5月13日(土)、大会2日目に1次ラウンド最終節を行い、決勝ラウンド進出チームが決まりました。
グループAは大激戦となりました。同率1位の宮崎ドリームフットボールクラブ(開催地/宮崎)とアルフット安曇野シニア(北信越/長野)が激突。グループ突破を懸けたこの対戦は、勝ち点から得点数や失点数、フェアプレーポイントに至るまで並んだまま、0-0で終了。最後は抽選となり、地元の宮崎がベスト4進出を決めました。上位チームが引き分けてシニア岡山FC(中国2/岡山)も勝ち点で並ぶことに成功したものの、大差での勝利という突破条件の壁は高く、グループ3位で終了となりました。
グループBも僅差の争いとなりました。横須賀アズール60(関東2/神奈川)と兵庫県シニア60選抜(関西1/兵庫)が2戦を終えて勝ち点4で並んでおり、最後は得失点差で突破が決まりました。ともに最終節を無失点勝利で終えたものの、上回ったのは横須賀。クラブ創立40周年の記念すべき年に、初出場の大会で決勝ラウンド進出という新たな歴史を刻みました。
グループDでは、全勝同士のPET60(関東1/東京)と福岡飛び梅60SC(九州/福岡)が直接対決。激戦区の関東をトップ通過したPET60に対して、競り勝ったのは大会常連の福岡飛び梅。後半の1点が運命を分けました。グループCでは、静岡県選抜O-60(東海/静岡)が連勝を伸ばし、3戦全勝。逆転突破を狙うライバルたちを振り切りました。
大会最終日には、この年代の日本一のチームが決まります。
選手コメント
沖昌幸 選手(シニア岡山FC)
他力本願という形ながらも、4点差で勝てば突破の可能性がありました。流れの中から点を取りたかったのですが、PKでの先制以降、2点目が取れませんでした。でも、本気で試合に挑むという経験はなかなかできませんし、今大会で1勝できたので良かったと思います。素晴らしい会場を準備していただき、気持ち良くプレーできました。
内田信一 選手(アルフット安曇野シニア)
抽選で決勝ラウンド進出を逃すことになりました。最終節の試合が決戦になると思っていたのですが、振り返ってみれば初戦で引き分けたことが一番響いたのかなという気がします。2試合目でもっと点を取れていたらな、とも思いますが、すべて「たられば」の話になりますね。最後に地元のチームと良い試合をすることができて、とても楽しかったです。
伊藤寿 選手(香川シニア60)
3戦全敗ですから、ものすごく疲れました。最終戦もオフサイドトラップをかけたところに2列目から走り込まれるパターンで失点を重ねました。香川県のチームは、技術的には全国的にも一番下手だと思います。だから、5年くらい前から月に2、3回、グラウンドを3時間抑えて練習を始めました。下手だし、年を重ねれば、なおさら走ってなんぼ。そこそこ動けるようにはなって、四国でも勝てるようになってきました。また練習を重ねて、全国でも勝てるようになりたいです。
結城幹也 選手(室蘭シニア60サッカークラブ)
最終節で勝てばグループ突破の望みがあったのですが、静岡のプレッシャーが強くて、自分たちのサッカーができませんでした。北海道予選も無失点で突破したのですが、強みが通じないと厳しいですね。私自身、O-40で全国大会を経験していますし、相手も同じ年代なので本来は戦えるはずなのですが、チームとしての力不足だったと思います。かつて全国大会で準優勝したりしたように、何とか決勝ラウンドに進みたいので、来年またこの場に戻って来られるように頑張りたいと思います。
大会期間:2023年5月12日(金)~2023年5月14日(日)
会場:宮崎県/アミノバイタルトレーニングセンター宮崎、シーガイア スクエア1、国際海浜エントランスプラザ
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