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マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールドファイナルズ2015 京都サンガF.C.は、惜しくもグループステージで敗退
2015年07月24日
U-15年代クラブユースチームの世界一の王座を掛けて戦う、マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールドファイナルズ2015のグループステージ2日目が行われ、ノックアウトステージ進出を目指して激しい戦いが繰り広げられました。
グループステージ2日目
京都サンガF.C.は、グループステージ突破を目指し、エスビャウFB(デンマーク)、ジェノアCFC(イタリア)と2試合を戦いました。エスビャウ戦では、グループステージの最終試合となり積極的にプレスを仕掛ける相手に対し、開始早々の前半8分にこぼれ球を押し込まれて得点を許してしまいました。しかし、すぐさま立て直し、津野絢世選手のゴールで追いつきます。後半は拮抗するも得点が奪えず、1-1の同点で試合を終えました。1勝1敗1分けとなり、グループステージ突破がかかるジェノア戦では、セットプレーから先制されてしまいます。その後逆転を試みましたが、勝利の執念を最後まで絶やさないジェノアから得点が奪えず、0-1で敗れました。この結果、1勝2敗1分けのグループステージ4位となり、惜しくもノックアウトステージ進出にはなりませんでした。
京都サンガF.C. 1-1 エスビャウFB(デンマーク)
京都サンガF.C. 0-1 ジェノアCFC(イタリア)
京都サンガF.C. 監督・選手コメント
岸本浩右 監督
1勝1敗で迎えた2日目のエスビャウ(デンマーク)戦では、相手はサンガとの試合の前に3敗目を喫していたため、「最後の一戦は絶対に勝つぞ」という気持ちで来ると考え、ひょっとしたら一番厳しい試合になるのではないかという意気込みで臨みました。デンマークも他国同様に当たりや競り合いが強かったです。ただ、失点はちょっとしたミスからでした。日本では失点にならなかったかもしれませんが、世界大会では確実に失点するということを如実に経験させてもらいました。ジェノワ(イタリア)戦は、ノックアウトステージに進出するための条件も選手は分かっていて、突破するためにハードワークしようということで臨みました。相手もこれまで以上に身体能力が高く、当たりも強いチームだったので、なかなかこちらの思うようにはいかなかったのですが、失点はセットプレーからちょっとした穴を付かれたという感じでした。
後半は、一点を確実に取りに行くということで、しっかりとパスを繋いで相手のすきを見つけ、そこから攻撃しようと入ったのですが、ゴールを決めることはできませんでした。グループステージを通じて、結果は1勝2敗1分けでしたが子供たちは自分の力を出して頑張ってくれたと思っています。同時に世界との差があることも間違いなく感じました。ガーナのような選手が同年代にいるということやイタリアの勝負に徹する姿勢を目の当たりにできたことはとても勉強になりました。日本代表として出場している責任はこれだからだと思っており、それを果たすべく今持っている力を出し切って、順位決定戦に臨みたいと考えています。
岡崎駿希 選手
エスビャウFB(デンマーク代表)戦の前半は積極的にプレスをかけることができましたが、思いがけないところで失点をしてしまいました。その後すぐに追いつけたのは良かったですが、後半逆転しようとして焦りが見えて、中々点が入らず本当に悔しい思いでした。エスビャウ(デンマーク)は、ガーナ戦よりも当たりが厳しくなく、スピードも自分たちと同じくらいで個人技の差もあまり感じなかったため、JFAプレミアカップで見せたようなチームの団結があれば、勝てた試合だと思っています。個人的には体を張ってインターセプトができたことは良かったですが、自分のサイドから軽く抜かれてしまったり、クリアが上手くできなかったりして、ピンチを招いたことは今後治していきたいと思っています。
津野絢世 選手
エスビャウ(デンマーク)戦で同点ゴールを決めたのは良かったですが、もう1点決めたかったです。個人的には、1日目より抜け出しはできていたので良かったですが、あまりディフェンスができていなかったことは改善していきたいと思っています。ブラジル戦、ガーナ戦と比べても、そこまで当たりは強くないと感じました。チーム全体でもう少し頑張れれば勝てた試合だと思っています。
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