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JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 決勝のカードはC大阪-日テレに!

2016年01月07日

JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 決勝のカードはC大阪-日テレに!

JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会は1月6日(水)、J-GREEN堺(大阪)で準決勝2試合を開催しました。

準決勝 第1試合

浦和レッズレディースユース(関東1/埼玉) 1-2(前半0-0、後半1-2) セレッソ大阪堺ガールズ(関西/大阪)

準決勝からはメインフィールドに会場を移し、頂点に向けた緊張感あふれる試合が繰り広げられました。浦和とC大阪の一戦では、C大阪が前線からプレスをかけて相手陣内に攻め込みます。一方の浦和も10番の今井裕里奈選手が積極的にシュートを打っていきます。20分には塩越柚歩選手がゴールポスト直撃のシュートを放つなど、C大阪ゴールを脅かしますが、得点には至りません。互いが攻撃の持ち味を出した前半は、スコアレスに終わりました。

後半、C大阪は2回戦でハットトリックを達成した宝田沙織選手を投入。竹花友也監督に「もっと強引にいこう」と送り出されたイレブンは、積極的にシュートまで持ち込みます。一方の浦和もサイド攻撃から遠藤優選手がシュートを放つなど、ともにゴールへの意欲をのぞかせます。試合が動いたのは55分。「ゴールを奪ってこい」と監督に送り出された宝田選手が右サイドからミドルシュートを放つと、鮮やかなゴールが決まり、C大阪が先制。C大阪は67分にも林穂之香選手の技ありゴールが決まり、浦和から2点のリードを奪います。苦境に立たされた浦和は90分にCKから南萌華選手が合わせて1点を返しましたが、反撃はここまで。初出場のC大阪が2-1で競り勝ち、決勝の舞台へと駒を進めました。

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準決勝 第2試合

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東3/千葉) 0-1 (前半0-0、後半0-1) 日テレ・メニーナ(関東1/東京)

関東リーグで切磋琢磨し、互いをよく知るジェフと日テレの対決は、最後まで試合の行方が分からない接戦となりました。序盤、守備陣の背後を狙う日テレに対し、ジェフはフィジカルの強さを生かして相手陣内に押し込みます。22分には佐藤瑞夏選手のCKから際どい場面をつくりますが、得点につなげることはできず。一方の日テレも43分、左からのクロスに植木理子選手が頭から飛び込むなど、徐々にジェフゴールへと近づきます。両者が2本のシュートを打った前半は、ゴールの予感を漂わせるなか、スコアレスで前半を折り返しました。

後半は、寺谷真弓監督の「もっとしっかりボールをつないで戦え」と喝を入れられた日テレの選手たちが奮起します。開始早々の5分にCKのチャンスを迎えると、菅野奏音選手のCKにキャプテンの宮川麻都選手が合わせて1-0とします。1点を取って士気が上がった日テレは、この後もチャンスをつくりますが、ジェフの選手たちも体を張った守りで応戦し、追加点を与えません。64分、ジェフは日テレの分厚い攻撃に遭いますが、GK星野あかり選手は最終ラインの本園可奈選手を中心にしのぎ、勝利への望みをつなぎます。終盤にはCKのチャンスから同点を狙いましたが、ゴールには一歩及ばず。日テレがチャンピオンの意地を見せ、僅差の勝利をつかみ取りました。

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監督・選手コメント

下山薫 監督(浦和レッズレディースユース)
「練習で取り組んでいることを発揮すれば勝てる」と選手たちを送り出しましたが、前半からミスが目立ち、自陣でボールを奪われる場面が多かったです。後半もボールを奪われてから先制されてしまい、修正する力が足りませんでした。準決勝で大会を去ることになり、選手たちには申し訳ない気持ちですが、彼女たちがサッカーを辞めるわけではありません。次のステージで頑張ってくれることを願っています。

竹花友也 監督(セレッソ大阪堺ガールズ)
ここ数試合で最高のゲームができました。選手たちは精神的に大きく成長しました。苦しい時間に耐え、追加点につなげられたことが勝因だと思います。(浦和は)関東予選1位で本大会に出場しただけあって、簡単な相手ではありませんでした。序盤はマークを外されるシーンも多かったですし、前半のピンチで失点していたら反対の結果になっていたかもしれません。

金野結子 監督(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
戦えていた部分もありましたが、相手が一枚上手でした。ジェフの選手たちは体格的に有利で、セットプレーから勝機を見いだそうと思っていました。1点でも入っていたら試合の展開も変わっていたと思いますが、逆にCKから失点してしまい、苦しい試合になりました。3位決定戦は、このチームで戦う最後の試合ですので、勝って大会を終わりたいと思います。

菅野奏音 選手(日テレ・メニーナ)
まずは守備に力を注ごうと思っていたので、無失点で勝つことができてよかったです。得点の場面は、本当は(植木)理子さんにCKを合わせようと思ったのですが、ボールがずれてちょうど(宮川)麻都さんのところに飛びました。この大会では「みんなで力を合わせて勝とう」とチーム全員と言っているので、ゴールの後はベンチメンバーも含めて喜び合いました。決勝ではさらに集中して戦いたいと思います。

JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会

2016/1/3(日)〜2016/1/7(木)
J-GREEN堺 (大阪府堺市)
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