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第22回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が7月22日(土)に開幕
2017年07月13日
「第22回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会」が7月22日(土)から29日(土)かけて大阪府(J-GREEN堺)で開催されます。全国の予選を勝ち抜いた32チームが出場し、ノックアウト方式で優勝から4位までの順位を決します。
前回大会も同会場で開催され、U-15年代の女子クラブチーム日本一の称号を懸けて熱戦が繰り広げられました。
準決勝に駒を進めたのは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15(関東2/千葉)、INAC神戸レオネッサU-15(関西2/兵庫)、ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ(関東5/神奈川)、JFAアカデミー福島(東海1/静岡)の4チームでした。
千葉とINAC神戸の一戦は、緊迫した展開となりました。2009年以来の準決勝進出を果たした千葉が積極的に攻めるも、INAC神戸も粘り強い守備で対抗。互いに譲らないまま試合は進み、延長戦でも得点は生まれず、勝負の行方はPK戦に委ねられました。このPK戦で、千葉のGK伊藤七海選手が3本連続セーブの大活躍により、千葉が初の決勝進出を果たしました。
もう一方のノジマとアカデミー福島による一戦は、前半をスコアレスで終えますが、後半開始直後にFW城和怜奈選手が流れの中からゴールを決めて、アカデミー福島が先制します。DF富岡千宙選手もFK弾で続き、相手を突き放したアカデミー福島が2大会連続3度目のファイナルへの切符を手にしました。
準決勝から中1日で開催された決勝は、立ち上がりから均衡したゲームとなりました。前半は互いにチャンスをつくりますが、シュートの精度を欠き、スコアレスのまま後半を迎えます。
ハーフタイムをはさみ、息を吹き返したのはアカデミー福島でした。33分にボール奪取から素早い切り替えでパスをつないでいくと、最後はMF岩井蘭選手がゴールネットを揺らします。先制後は、千葉に流れをつかまれますが、後半アディショナルタイムにFW門脇真依選手が勝負を決定付ける2点目を決めます。2-0でアカデミー福島が勝利し、3度目の決勝で悲願の初優勝を果たしました。
今大会も全国から多士済々のクラブがJ-GREEN堺に集結します。若き女子選手たちの熱い戦いにぜひとも注目ください。
第22回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2017/7/22(土)~2017/7/29(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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