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日本一を懸けた戦いが開幕!日置シーガルズや福山ローザスなどが初戦を突破 JFA 第27回全日本U-18 女子サッカー選手権大会1回戦
2024年01月04日
U-18年代のクラブチームの女王を決するJFA 第27回全日本U-18 女子サッカー選手権大会が1月3日(水)、J-GREEN堺(大阪府堺市)で開幕しました。
ピックアップマッチ1
クラブフィールズ・リンダ 1-4(前半1-2、後半0-2) 日置シーガルズFC
序盤から積極的にゴールに向かった日置シーガルズFC(九州2/鹿児島)は8分、FKからのチャンスを上野りん選手が押し込み、先制しました。追うクラブフィールズ・リンダ(北海道)も、時間の経過とともに少しずつペースをつかみ始め、23分に永山未苑選手が相手選手をかわし、落ち着いてシュート。同点に追いつきました。しかし、日置シーガルズ は45+1分、楠彩由菜選手が追加点を奪い、1点をリードして折り返しました。
後半、しばらくは一進一退の攻防が続きましたが、日置シーガルズは78分に下玉利ゆらら選手、86分には新屋敷陽和選手が追加点を挙げ、スコアの差を広げます。クラブフィールズ・リンダは、シュートシーンをつくり出したものの、得点を返すことはかなわず。4-1で勝利した日置シーガルズが、準々決勝へと駒を進めました。
ピックアップマッチ2
FC琉球casa ale 0-2(前半0-0、後半0-2) 福山ローザスレディース
FC琉球casa ale(九州3/沖縄)と福山ローザスレディース(中国/広島)による一戦は、拮抗した前半となりました。互いにボールを奪うとパスをつないで前へ運び、シュートまで持ち込みますが、得点を奪うには至らず。スコアは動かないまま、試合を折り返しました。
試合が動いたのは、後半の立ち上がりすぐの46分。福山ローザスは、後半開始から交代出場していた吉田真心選手が右サイドを突破してクロスボールを上げると、ゴール前に入ってきた檀上優芽菜選手が頭で合わせて先制します。69分の吉田選手のシュートはクロスバーをたたきますが、竹内杏莉選手がゴールに押し込んで追加点。FC琉球casa aleは、山田結月選手の枠を捉えたFKなど、幾度かチャンスをつくりましたが、得点にはつながらずにタイムアップ。福山ローザスが2-0で勝利し、準々決勝進出を決めました。
監督・選手コメント
下玉利ゆらら 選手(日置シーガルズFC)
試合への入りが良かったので、自分たちのプレーが最後までできたのだと思います。途中で勢いがなくなった時間帯には、自分も含め、前線の選手からしっかり走ることを意識しました。後半は距離感も修正できました。準々決勝では、相手の名前に怯むことなく、自分たちらしい元気や勢いを発揮できるよう、試合に臨みたいです。
片山あさ 選手(クラブフィールズ・リンダ)
3大会連続で出場することはできましたが、一度も勝てなかったのは悔しいです。チーム内には年齢が離れたメンバーもいますが、みんな仲が良く、チームをまとめ、支えてくれました。ありがたかったです。私にとって最後の大会だったので勝ちたかったですが、試合終了まで全力で戦うことができました。悔いはありません。
坂元心美 選手(福山ローザスレディース)
自分たちのチームには中学生が多く、相手も中学生が中心だったので、負けたくないと思っていました。緊張もあって、うまく動けない時間もありましたが、徐々にいつもどおりパスを回せるようになりました。準々決勝で対戦するノジマステラ相模原ドゥーエさんには以前大敗したので、今度は失点を少なく、得点できるよう頑張ります。
塩川心琴 選手(FC琉球casa ale)
最後まで走り切ること、声をかけ続けられるところは自分たちが積み重ねてきた良い部分なので、それらは今日も出せたと感じています。ゴール前まで攻めることはできましたが、シュートを入れられなかったことと、2失点目については残念でした。でも、みんなで最後まで走り切ることができたので、良かったです。
大会期間:2024年1月3日(水)~2024年1月8日(月・祝)
大会会場:大阪府/J-GREEN堺