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神戸やC大阪がベスト4に進出 JFA 第27回全日本U-18 女子サッカー選手権大会準々決勝
2024年01月05日
JFA 第27回全日本U-18 女子サッカー選手権大会は1月4日(木)、J-GREEN堺(大阪府堺市)で準々決勝を行いました。
ピックアップマッチ1
INAC神戸レオンチーナ 4-0(前半1-0、後半3-0) 大分トリニータ レディース
S5ピッチで行われた第1試合では、INAC神戸レオンチーナ(関西2/兵庫)と大分トリニータ レディース(九州1/大分)が対戦しました。先手を取ったのは神戸でした。18分、中平怜那選手のミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、先制に成功します。
後半に入ると、神戸の勢いはさらに増し、63分、80分に中平選手が追加点を挙げます。さらに87分には平七海選手がだめ押しの4点目。大分も、終了間際まで秋月来望選手のFKや村上叶恋選手のシュートなどのチャンスをつくりましたが、得点につなげることはできずにタイムアップを迎えました。4-0で勝利した神戸は、1月6日(土)11時に日テレ・東京ヴェルディメニーナ(関東1/東京)との準決勝に臨みます。
ピックアップマッチ2
愛媛FCレディースMIKAN 1-1(前半0-0、後半1-1、PK4-5) セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18
S5ピッチで行われた第2試合では、愛媛FCレディースMIKAN(四国/愛媛)とセレッソ大阪ヤンマーガールズU-18(関西1/大阪)が対戦しました。相手への強いプレスからボールを奪うと、パスをつないで前線へと運んだ両チーム。攻守の切り替わりが速い展開の中、スコアレスで前半を終えました。
C大阪は56分、木下日菜子選手の蹴ったCKを牧口優花選手が押し込み先制します。しかし、愛媛も65分、高須賀美空選手のミドルシュートで同点に追いつきます。両チームとも勝ち越しのゴールを狙いましたが、相手の集中した守備の前に得点は奪えず。勝敗はPK戦で決することになりました。
PK戦では、GK名和咲香選手が2本目をセーブしたC大阪に軍配が上がりました。C大阪は、6日13時半からの準決勝で、ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ(関東3/神奈川)と対戦します。
選手コメント
中平怜那 選手(INAC神戸レオンチーナ)
全国大会でのハットトリックは初めてでした。流れをつかみきれていない時間に先制点を取れたことは良かったです。準決勝はメニーナさんが相手ですが、これまで積み重ねてきたパスをつなぐサッカーをできればと思います。個人としては、点を決めてチームを勝たせられるようにしたいです。
上野仁胡 選手(大分トリニータ レディース)
この大会で1回戦を突破することを目標に、春からチームみんなで頑張ってきました。目標は達成できました。ただ、準々決勝では私たちのつなぐサッカーができず、ベスト4への壁は高いと感じました。後輩たちには、今までよりもさらにレベルアップして、またここに戻ってきてほしいです。
名和咲香 選手(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18)
ミドルシュートは想定していたのにタイミングなどをミスし、失点してしまいました。それをきっかけに流れを相手に渡してしまって申し訳ないと思っていたので、PK戦で勝利に貢献できて良かったです。準決勝では失点せず、今日の課題を改善して自分たちがしっかり流れをつかんで勝ちたいです。
山本小百合 選手(愛媛FCレディースMIKAN)
個々の技術面などで相手に劣っていても、チーム一丸となれば勝負できるのがチームスポーツの良いところです。最後まで諦めずに体を張るということは、1カ月ほど前から練習でも意識していましたが、今日もピッチに立った選手全員がそれを体現してくれました。本当にうれしいです。
大会期間:2024年1月3日(水)~2024年1月8日(月・祝)
大会会場:大阪府/J-GREEN堺