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第4回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会 丸岡ラックレディースの3連覇なるか。1次ラウンドで9チームが激突
2014年01月13日
第4回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会が1月12日、三重県営サンアリーナで開幕しました。全国9地域の予選を勝ち抜いた9チームが集結し、日本一を目指します。なお、サンアーナでは11日から男子の大会も開催しており、男女が同じ会場で試合を行います。
2日間にわたって行う今大会は、9チームが3グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループ1位と、2位のうち成績上位の1チームが決勝トーナメントに進みます。
第1試合、注目を集めたのは、大会連覇中の丸岡ラックレディース(北信越/福井)です。初戦の相手は初代女王のFCエフロンテ(中国/岡山)。両チームの意地がぶつかり合います。丸岡ラックレディースは、フットサル日本女子代表の北川夏奈選手を中心に攻撃を組み立てます。すると4分と6分に北川選手が立て続けに得点。FCフロンテは1点を返して粘りましたが、後半にも1点を追加した丸岡ラックレディースが初戦を勝利で飾りました。
丸岡ラックレディースは2戦目、名古屋FCレディース(東海/愛知)を相手に先制しますが、すぐに同点とされます。しかし、北川選手の得点で流れを引き寄せ、終わってみれば4-1と快勝。2連勝でグループCを1位通過しました。
グループAでは、クラブフィールズ・リンダ(北海道)が白星を重ねて首位に立ちました。一方、今大会で唯一、男女アベック出場のエスペランサ熊本(九州/熊本)は、1勝1分けで1次ラウンド敗退となりました。
グループBを突破したのは、FCヴィトーリア(関西/大阪)です。2試合で12得点を奪うなど、攻撃力を発揮しました。なお、同グループで1勝1敗のFCなのはな(関東/千葉)が、勝点と得失点差で並ぶ他グループ2位チームを総得点数で上回り、残る1枠の準決勝進出を決めました。
大会最終日の13日(月・祝)は、準決勝と決勝を行い、優勝を決します。
監督・選手コメント
田中悦博 監督(丸岡ラックレディース)
初日はドキドキでした。フットサルは2点、3点差があっても、どう転ぶか分かりません。名古屋FCレディースもFCエフロンテも本当に強かったです。選手は、本当は自分が目立ちたいはずですが、信頼関係を築いてチームのためにプレーし、誰かがゴールするとみんなが自分のゴールのように喜びます。北川(夏奈)だけの得点ではありません。みんなが絡むことで点は入ります。シュート1本1本、助け合ってやっている感じがしています。ナイスゲームでした。今日はゆっくりして、明日に備えます。
北川夏奈 選手(丸岡ラックレディース)
みんな最初は緊張していましたが、プレーするうちにだんだん緊張がほぐれて、最後は楽しんでできたので良かったです。大会3連覇が懸かっていてプレッシャーもたくさんありますが、そのプレッシャーを力に変えて、応援してくれる人たちのためにも、みんなで全力で今までやってきたことを発揮して達成したいです。自分の得意なプレーで得点にtなげられるように頑張ります。
丸本明 監督(FCエフロンテ)
丸岡ラックレディースは強いですが、選手たちが普段通りのプレーをできていたら勝てない相手ではなかったと思います。普段は、社会人チームを相手にスピードのある強いチームと練習しているので、勝てなくて残念です。昨年は3位でしたが、初代女王として今年はもう一回、日本一になろうと臨んだので「勝たなければいけない」という意識が強かった。3年生は3人だけですが、ラスト(の大会)ということもあり緊張していました。その緊張を和らげてあげられなかったことが、私のミスだと思っています。
真鍋美波 選手(FCエフロンテ)
中学3年生は私とあと二人いますが、私は大会後に受験勉強に入るので、これが最後の大会でした。先輩と後輩の関係がなく、本当に仲が良くて笑顔の多いチームです。昨日は宿舎で、この大会に掛ける思いを一人一人泣きながら話しました。初戦は2連覇している相手でしたが、気持ちの面では絶対に負けていなかったと思います。でも、パスがつながらなかったり、決めるところで決められなかったり、マークの受け渡しができなかったりと、修正すべき部分はたくさんありました。
JFA-TV
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大会の模様をハイライト動画、決勝戦はフルマッチ動画を配信します。
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