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第19回全日本ユース(U-15)フットサル大会が開幕 16チームが1次ラウンドで火花を散らす
2014年01月12日
第19回全日本ユース(U-15)フットサル大会が1月11日、三重県伊勢市にある三重県営サンアリーナで開幕し、16チームによる頂点を懸けた戦いがスタートしました。
3日間にわたって開催する今大会は、1次ラウンドで16チームを4チームずつ4グループ(A~D)に分けてリーグ戦を行った後、各グループ1位チームが決勝トーナメントに進出します。初日は、各チーム2試合を行いました。
1試合目は、全国大会の雰囲気に各チームやや緊張ぎみの様子の中、2連覇を狙う前回王者の長岡JYFC(北信越2/新潟)が1試合目を落とす、波乱の幕開けとなりました。その長岡JYFCを破ったのはコンサドーレ旭川U-15(北海道2)。今大会唯一のJユースチームは、元Jリーグ選手の佐藤尽監督が熱く声を飛ばす中、前回王者相手に多くの決定機をつくって2-0で完封勝利をおさめると、2戦目もルキナス印西SC(関東2/千葉)に4-2で勝利し、Cグループのトップに立ちました。コンサドーレに続くグループ2位は、開催地代表の津ラピドFC(三重)がつけており、1次ラウンド最終戦で両チームが激突します。
サッカーU-15日本代表選手を2人擁する北信越地域第1代表のFC五十嵐ジュニアユース(新潟)は、初戦は硬さが見られましたが、U-15日本代表の関口正大選手、梶山幹太選手が徐々に持ち味を出し、梶山選手が先制ゴールを決めると、立て続けに得点し、札幌ジュニアFCユース(北海道1)に7-2で勝利。2戦目も同じく7点の大量点を奪ってヴェローダU-15(四国/徳島)を破り、グループBの首位に立ちました。
Aグループでは、2勝したブリンカールFC U-15(東海地域第2代表)が暫定1位につけました。優勝経験のあるアスペガスFC(関西/奈良)との初戦では、2-2で迎えた後半、GKが上がって数的優位をつくるパワープレーで試合終了間際に勝ち越し点を奪って勝負を決めました。
Dグループは、フットサル専門で活動しているマルバ茨城fc(関東1/茨城)が2勝で首位に立ちました。2戦目には、2点のビハインドから逆転し、力のあるところを見せました。
大会2日目は1次ラウンド残り1試合を行います。
監督・選手コメント
北垣大介 監督(FC五十嵐ジュニアユース) | |
初戦は硬さもあり、対戦相手が北海道のチームでフットサルに慣れているので、どうなるかと思いましたが、勝てて良かったです。昨年は初戦を落としたのが痛かったので、「今年はまず初戦」ということで、相手を上回ろうと選手たちに話していました。キックオフでいきなりピンチを迎えましたが、反省点は大会を通して修正しながらやっていこうと思っています。もっとできると思います。2勝じゃダメというのを2回経験しているので、明日はもうひとつしっかり勝って上がりたいです。 |
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梶山幹太 選手(FC五十嵐ジュニアユース) | |
初戦の序盤は、押し込まれる展開が多かったのですが、そこで昨年の経験が生きて、我慢して守り切れたことが勝利につながったと思います。一人でもさぼってしまうと守備がなりたたないので、常に意識してやっていました。優勝しか考えていないです。初戦を乗り切れたので、まずは1次ラウンドを突破して優勝できるように頑張ります。 |
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佐藤尽 監督(コンサドーレ旭川U-15) | |
北海道では11月末から外でサッカーができないので体育館での練習になります。その中で選手たちのモチベーション維持のためにも今大会に参加しています。全国大会での経験が選手たちにとって良い刺激になるといいです。会場の雰囲気はサッカーと違い、観客も近く緊張感がある中、初戦に前回優勝チームと対戦するということでチャレンジャーとして高いモチベーションでできました。この後も頑張ります。 |
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板木蓮 選手(コンサドーレ旭川U-15) | |
(第2試合では)取られなくていい失点をしてしまいましたが、そこからみんなのスイッチが入りました。「こんなところで負けていたら全国優勝できない、勝たなきゃいけない」と、みんなで一丸となってできました。本当はもっと相手を圧倒して勝たなければいけない。最後の質の部分を高めていきたいと思います。サッカーでは夏の全国大会には行けませんでしたが、今回は全国に来ることができました。みんなとできるのは最後なので、一番印象に残る優勝をしたいです。 |
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