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高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグ EAST第2節試合結果
2014年04月14日
ピックアップマッチ
JFAアカデミー福島 1-3(前半1-3、後半0-0) 清水エスパルスユース
麗らかな春の日差しの下、2チームが熱戦を繰り広げました。清水エスパルスユース(静岡)は序盤、JFAアカデミー福島(福島)の厳しいプレッシャーに遭い、なかなかボールを前に運べません。「立ち上がりは自分たちのサッカーが何一つできなかった」と森主麗司選手が振り返る通り、低い位置で奪われピンチを招くと、34分にはアカデミー福島の加賀山泰毅選手に頭で決められ、リードを許します。しかし、「疲れが見え始めた」(清水・大榎克己監督)相手に対し、清水は反撃を開始。36分に福井悠陽選手の左足のシュートで追いつくと、40分には宮本航汰選手が逆転、さらに45分には望月大選手の得点で突き放しました。
一方、逆転を許したアカデミー福島は後半、足元でパスを回すだけではなく、シンプルに相手最終ラインの裏を狙います。途中出場の飛鷹啓介選手など、フレッシュな選手を軸に清水ゴールを脅かすものの、GK山川卓己選手に阻まれ、ゴールはなりません。結局、後半はスコアレスのまま、清水が3-1で勝利。選手たちは、開幕連勝スタートに笑顔がこぼれていました。
監督・選手コメント
中田康人 監督(JFAアカデミー福島)
チーム全体が「公式戦慣れ」していないこともあって、1点を奪われるとズルズル崩れてしまう弱点が出ました。前節の市立船橋戦でも先制しながらも追いつかれたので、今日も点を取った後、「この後だぞ」と伝えたのですが…。集中を欠き、足元でのプレーが増えていた点は、修正しないといけないと思います。ただ、勢いを持って試合に入ることができたのは収穫です。球際での強さも身につきつつありますし、次につながると思っています。
草野侑己 選手(JFAアカデミー福島)
先制した後の試合運びや、失点した後に盛り返すメンタルは課題ですが、チームとして、手応えもつかみました。相手が球際に強く、一人ひとりの技術も僕らより高い中、何とか対応できた部分もあったと思います。1-3とされて後半を迎えたとき、もう1度ゴールを奪いにいく姿勢も見せられました。負けていても弱気にならずに前線からボールを奪いに行き、点を取るんだという気持ちを見せれば相手の脅威になります。今日の後半に見せた気持ちを大事にしたいと思います。
大榎克己 監督(清水エスパルスユース)
厳しい試合でした。特に序盤は相手の猛烈な守備に苦しみ、こちらが攻撃を組み立てようとしても、プレッシャーにさらされました。その勢いをもろに受けて先制されましたが、その後、良い時間帯に追いつき、逆転できたことが良かったです。戦術や技術も重要ですが、選手たちは戦う気持ちを出していました。それが何よりも大きい。難しい試合で勝点3を奪い切ったことは、これからのシーズンを戦う上での自信にもなると思います。
森主麗司 選手(清水エスパルスユース)
序盤は、相手が高い位置からチェックに来る中で自分たちのパスをつなぐサッカーができませんでした。今回のように行き詰まったとき、大榎監督からの指示を待つのではなく、自分たちでどう打開するか。ピッチの中でもっとアクションを起こさないとダメだと思いました。ただ、試合前から「相手が先制したら隙が生まれる。そこを狙おう」と選手同士で話していましたし、実際、僕らは失点しても気落ちすることなく、すぐさま追いつけたので、そこは良かったです。
その他の試合結果
柏レイソルU-18 4-0(前半2-0、後半2-0) コンサドーレ札幌U-18
流通経済大学付属柏高校 2-2(前半2-2、後半0-0) 鹿島アントラーズユース
東京ヴェルディユース 3-2(前半0-1、後半3-1) 市立船橋高校
三菱養和SCユース 0-0(前半0-0、後半0-0) 青森山田高校
プレミアリーグ初参戦の柏レイソルU-18(千葉)は、大島康樹選手の2得点などでコンサドーレ札幌U-18(北海道)に大勝。今シーズン初勝利を収めました。流通経済大学付属柏高校(千葉)は鹿島アントラーズユース(茨城)を相手に後手に回る展開に。福井崇志選手の2得点で追いついたものの、開幕2連勝はなりませんでした。前節、三菱養和SCユース(東京)に敗れた東京ヴェルディユース(東京)は終盤まで市立船橋高校(千葉)にリードを許していましたが、84分に室町仁紀選手、90分に太田怜選手がゴールを挙げ、劇的な逆転勝利を飾っています。三菱養和と青森山田高校(青森)の一戦はスコアレスドローに終わりました。
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