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JFAプレミアカップ2014開幕目前!! 前回大会をプレーバック
2014年04月25日
5月3日(土・祝)、「JFAプレミアカップ2014 supported by NIKE」が開幕します。
17回目の開催となった2013年のプレミアカップには、全国9地域の予選を勝ち抜いた12チームが参加。4チームずつ3グループに分かれて1次ラウンドを戦い、各グループの1位および2位のうち成績最上位の1チームが決勝トーナメント(準決勝)に進みました。
2010年、11年の王者・京都サンガF.C. U-15(京都)は無敗でグループAの首位に。同じく無敗の青森山田中学校(青森)を勝点で上回り、4強入りを果たしました。グループBでは、共に2勝を挙げたアビスパ福岡U-15(福岡)とサンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(広島)が準決勝へ。グループCからは大宮アルディージャジュニアユース(埼玉)がベスト4入りを決めました。
準決勝、大宮と広島の一戦は一進一退の攻防の末、大宮が3-2で広島を退け、2年連続決勝に進出。もう一つのカードでは、福岡を3-0で下した京都が勝ち上がりました。
決勝戦では大宮と京都が拮抗した戦いを演じます。序盤、主導権を握ったのは大宮。ボールポゼッションを高めて相手を押し込み、得点機をうかがいます。それでもチャンスを決め切れずに前半をスコアレスで折り返すと、試合の流れが変わります。選手交代でリズムをつかんだ京都が徐々に攻め立て、45分には中田諒選手のゴールで先制(※試合は30分ハーフ)。その後は同点を狙う大宮の攻撃を、身を挺してしのぎます。しかし、大宮も粘り強く攻め続けると、試合終了間際に長谷川元希選手が同点弾を決め、試合は劇的な展開で延長戦に突入しました。
迎えた延長戦でも、大宮が底力を発揮します。延長後半の残り1分、梁賢柱選手がゴールを決めて逆転に成功。2012年大会で準優勝に終わった雪辱を晴らすとともに、大会初優勝を飾りました。
優勝した大宮は、8月にマンチェスターで行われた世界大会「マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2013」に参戦。Onehunga Sports(ニュージーランド)、SC Internacional(ブラジル)、Borussia Dortmund(ドイツ)、Arsenal(イングランド)といった強豪がひしめくグループに入り、2勝1分1敗と奮闘しながらも、得失点差で惜しくも決勝トーナメント進出はなりませんでした。大宮は順位決定戦の末、20チーム中10位という成績で大会を終了。大会を通じて、ボールを支配して主導権を握る場面が多く、関係者には強い印象を残しました。
さて、今年はどのチームが世界への挑戦権を手にするのでしょうか。
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