高円宮杯U-18プレミアリーグは8月31日（日）にEAST第11節を開催します。

前節を白星で飾った柏レイソルU-18（千葉）は、コンサドーレ札幌U-18（北海道）の本拠地に乗り込みます。柏はここまでアウェイでは3勝2分けと無敗をキープ、今節も勝点の上積みを狙います。対する札幌は序盤の5試合こそ1勝4敗と勝利に見放されたものの、試合を重ねるごとに組織力が向上し、ここ5試合は2勝3分けと勝点を獲得できるチームに変貌を遂げています。
市立船橋高校（千葉）はホームで東京ヴェルディユース（東京）と対戦。福島での合宿を経て「一体感が増した」（朝岡隆蔵監督）チームは、前節のJFAアカデミー福島（静岡）戦で逆転勝利を収めるなど、粘り強さに磨きがかかっています。一方の東京Vは三菱養和SCユース（東京）と対戦した前節で1-7と大敗を喫しているだけに、守備の修正が復調のカギとなりそうです。
現在2位の清水エスパルスユース（静岡）は、開幕から5連勝と好発進したものの、ここ5試合はわずか1勝と苦戦しています。直近3試合で1得点の攻撃陣が奮起するか。「1-3で敗れた前回の借りを返したい」（浜田力選手）とリベンジに燃えるアカデミー福島に対し、まずは先制点を奪って優位に立ちたいところです。

鹿島アントラーズユース（茨城）は、流通経済大学付属柏高校（千葉）とマッチアップ。鹿島は熊谷浩二監督の下、球際で負けないことを重視して練習に取り組んでおり、そのタフさには、対戦した選手たちも「迫力がすごい」と舌を巻きます。同じく労を惜しまぬプレーを見せる流経大柏との一戦は見どころ満載です。

［EAST第11節の注目試合］
青森山田高校 vs 三菱養和SCユース

青森山田高校（青森）が三菱養和SCをホームに迎えます。注目は両チームのエースの出来。前節、青森山田は山下優人選手、三菱養和SCはディサロ燦シルヴァーノ選手がハットトリックを達成しています。今節は両選手ともに厳しいマークを受けることが予想されますが、その中でいかにゴールを奪い、チームを勝利に導くことができるか。両チームの攻撃の柱から目が離せません。

■青森山田高校 vs 三菱養和SCユース
日時：8月31日（日）13:00キックオフ
会場：青森山田高校グラウンド
アクセス：市バス「サンワドー中央店前」下車、徒歩7分

チーム紹介

高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材し、掲載していきます。 今回は三菱養和SCユースとサンフレッチェ広島F.Cユースを掲載。

　三菱養和SCユース 『プレミア唯一の街クラブ、そのたくましさの秘密』

　サンフレッチェ広島F.Cユース 『 誇りと伝統の広島ユース。プロを夢見て研鑽を積む日々』

高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材。

　コンサドーレ札幌 『 これぞ育成の札幌。未来を見据えたチーム作り 』
　流通経済大学付属柏高校 『 個性と個性がせめぎ合う場所 』
　京都サンガF.C.U-18 『 サッカーも学校生活も、常に全力で打ち込む日々 』
　柏レイソルU-18 『 刺激的な環境で、たくましさを育むポゼッション集団 』
　富山第一高校 『 自主性を重んじ、互いに刺激し合うのが富一流 』
　東山高校 『“怖い”指揮官が慕われる理由』
　市立船橋高校 『 グラスポの日常に、強さの真髄を見る 』
　JFAアカデミー福島 『 環境に感謝しながら、サッカーに打ち込む日々 』
　ヴィッセル神戸U-18 『悩み、戦い、そして帰る憩の我が家へ』
　東京ヴェルディユース 『 ヴェルディをヴェルディたらしめる成長サイクル 』
　京都橘高校 『 京都橘を“大人”に変える大事な日常 』
　セレッソ大阪U-18 『 “走るセレッソ”が見据える、世界基準という未来 』
　青森山田高校 『厳しい日常の中から、青森山田の強さが生まれる』
　名古屋グランパスU18 『 好調・名古屋U18の、“叱らない”指揮官と意識の高い選手たち』
　ガンバ大阪ユース 『今季のG大阪ユースに共存する"明るさと厳しさ" 』