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京都が大量5得点で首位撃破! 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST
2014年09月01日
ピックアップマッチ
名古屋グランパスU18 0-5(前半0-3、後半0-2) 京都サンガF.C.U-18
前節を終えて8勝1分1敗でWESTの首位に立つ名古屋グランパスU18(愛知)と、6位の京都サンガF.C. U-18(京都)との一戦が名古屋のホーム、トヨタスポーツセンターで開催されました。
4連勝中の京都は序盤のピンチをしのぐと、19分に奥川雅也選手のパスを受けた松下英右選手が決めて先制。28分には奥川選手の左CKを、宅野海里選手がヘッドで合わせてリードを広げました。さらに前半終了間際の45分には、ここまでの2得点をアシストした奥川選手が、今度は自ら鮮やかなドリブルシュートを決め、3-0としてハーフタイムを迎えました。
後半は名古屋がボール支配率で上回り、京都陣内でパスをつなぎながらチャンスをうかがいましたが、京都GK遠近眞明選手の好セーブに阻まれるなど、1点を奪うことができません。逆に京都は81分にカウンターから、キャプテンの大西勇輝選手が決めて4-0とすると、83分には沼大希選手が決め、5点目を奪いました。
結局、京都が今季最多タイとなる大量5得点を奪い、守っても名古屋を完封。第2節のホームゲームで0-3と敗れた名古屋に、それ以上のスコアで雪辱を果たし、連勝を5に伸ばしました。一方の名古屋は思わぬ大敗を喫しましたが、2位のセレッソ大阪U-18も敗れたため、首位の座は守りました。
監督・選手コメント
高田哲也 監督(名古屋グランパスU18)
今季一番良くない試合。これまでは守備でボールの奪いどころがはっきりしていて、みんなで連動して奪いにいくことができていましたが、今日はまったくできませんでした。われわれには突出した選手はいないので、攻守両面で数的優位を作っていかなければいけない。次の試合に向けて、しっかり引き締めたいです。
桜井昴 選手(名古屋グランパスU18)
前節まで首位でプレッシャーがあり、立ち上がりにうまく試合に入れなかったのが問題でした。相手は前回(自分たちが3-0で勝ったとき)と戦い方を変えてきて、それにうまく対応できなかった。守備のうまくいなかった点をみんなで話し合い、次節までに修正して、首位をキープしていきたいと思います。
川勝博康 監督(京都サンガF.C.U-18)
選手たちが高い集中力で戦ってくれた結果です。立ち上がりは相手をリスペクトし過ぎた面もあり、ペースをつかめませんでしたが、チャンスをしっかり決めて、得点を奪うことによって、徐々に自分たちのリズムをつかむことができたと思います。後半の追加点は、試合運びという点でも非常に良いゴールでした。
大西勇輝 選手(京都サンガF.C.U-18)
首位を叩いてやろうという気持ちを、みんなが強く持っていました。相手を圧倒することができてよかったです。名古屋との勝点差が6に縮まって、上が見えてきましたけど、来週から奥川雅也選手が(U-19日本代表のベトナム遠征で)いないので、キャプテンの自分が引っ張って、連勝を伸ばしていきたいです。
その他の試合結果
富山第一高校 1-3(前半0-1、後半1-2) ヴィッセル神戸U-18
東福岡高校 4-0(前半1-0、後半3-0) 京都橘高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 2-1(前半0-0、後半2-1) セレッソ大阪U-18
東山高校 1-6(前半0-3、後半1-3) ガンバ大阪ユース
富山第一高校(富山)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)の対戦は、後半に一度は同点とされた神戸が、その後に2得点を追加して勝利。東福岡高校(福岡)は増山朝陽選手の2得点などで、京都橘高校(京都)に大勝しました。サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)は、2位のセレッソ大阪U-18(大阪)に後半に先制点を奪われたものの、2得点を挙げて逆転勝利。ガンバ大阪ユース(大阪)は、髙木彰人選手と山崎巧海選手が2得点ずつを奪うなど、東山高校(京都)から6得点を奪い、上位2チームとの勝点差を縮めました。
チーム紹介
高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材。
コンサドーレ札幌 『 これぞ育成の札幌。未来を見据えたチーム作り 』
流通経済大学付属柏高校 『 個性と個性がせめぎ合う場所 』
京都サンガF.C.U-18 『 サッカーも学校生活も、常に全力で打ち込む日々 』
柏レイソルU-18 『 刺激的な環境で、たくましさを育むポゼッション集団 』
富山第一高校 『 自主性を重んじ、互いに刺激し合うのが富一流 』
東山高校 『“怖い”指揮官が慕われる理由』
市立船橋高校 『 グラスポの日常に、強さの真髄を見る 』
JFAアカデミー福島 『 環境に感謝しながら、サッカーに打ち込む日々 』
ヴィッセル神戸U-18 『悩み、戦い、そして帰る憩の我が家へ』
東京ヴェルディユース 『 ヴェルディをヴェルディたらしめる成長サイクル 』
京都橘高校 『 京都橘を“大人”に変える大事な日常 』
セレッソ大阪U-18 『 “走るセレッソ”が見据える、世界基準という未来 』
青森山田高校 『厳しい日常の中から、青森山田の強さが生まれる』
名古屋グランパスU18 『 好調・名古屋U18の、“叱らない”指揮官と意識の高い選手たち』
ガンバ大阪ユース 『今季のG大阪ユースに共存する"明るさと厳しさ" 』
三菱養和SCユース 『プレミア唯一の街クラブ、そのたくましさの秘密』
サンフレッチェ広島F.Cユース 『 誇りと伝統の広島ユース。プロを夢見て研鑽を積む日々』
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