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第16回JFLチャンピオンシップ 第1戦試合結果
2014年11月25日
11月23日(日・祝)、第16回JFLの王者を決めるチャンピオンシップ第1戦「Honda FC 対 佐川印刷京都」が、Honda FCのホームであるHonda都田サッカー場で行われました。
第16回JFLチャンピオンシップ 第1戦
Honda FC 2-2(前半1-1、後半1-1) 佐川印刷京都
前半、風上に立った佐川印刷は開始6分に左コーナーキックから中央で折り返したボールを黒須大輔選手が決め先制します。その後も追加点を狙って攻める佐川印刷ですが、決定機に決めることができません。すると前半中盤あたりから徐々にHonda FCがチャンスを作り、37分、細貝竜太選手の豪快なミドルシュートで同点に追いつきます。前半終盤は攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作りますがゴールには結びつきません。シュート数(Honda FC5本、佐川印刷4本)もほぼ互角で、1-1の同点で折り返します。
後半は開始早々から攻守の切り替えの速い展開となります。最初にチャンスを作ったのはHonda FC。栗本広輝選手が左サイドからのドルブル突破から中央へグラウンダーのパス、それを原田開選手が決め逆転します。その後も追加点を狙って決定的なチャンスを作りますが決めることができず、逆に佐川印刷は84分に志摩竜弥選手が打ったミドルシュートのバーの跳ね返りを齊藤隆也選手が詰め同点とします。後半のシュート数はHonda FCの3本に対し、佐川印刷は7本。決定的な場面はその後少なく、このまま試合終了。王者同士の対戦は、第1戦が2-2の引き分けとなり、第2戦で勝利したチームが今季の優勝チームとなります。
第2戦は11月29日(土)、佐川印刷のホームである京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で13時から行われます。
監督コメント
井幡博康 監督 (Honda FC)
立ち上がりが相手のペースになるのは想定内でしたが、最初のコーナーキックからの失点は防ぐことができたと思います。前半30分までは相手に勢いがあるので0-0でOKというイメージがあったのですが、0-1となってしまいました。しかし、30分以降は持ち直すことができました。後半もいい流れでしたが、ベンチから見ていて、ちょっと勝ち急いでしまったかなと感じました。ただ、セカンドステージの勢いそのままの佐川印刷京都にがっぷり組むことができ、選手一人一人の力があることを確認することができました。引き分けになったのは、自分の責任だと感じています。
Hondaは優勝回数最多という実績があるものの、以前(第10回以前)の優勝を経験した選手は少ないです。しかしチャンピオンになるには、このような大きな舞台で戦うことは避けて通ることができません。こうした状況も踏まえ、いい状態でゲームに入っていけるよう気をつけていきたいと思います。選手は第一戦でこの緊張感が抜けると思うので、トータル的なサッカーを見せて次戦は勝ちたいと思います。
辛島啓珠 監督(佐川印刷京都)
試合前はどのような展開になるかと思っていたのですが、試合が始まってからはいい立ち上がりで押し込むことができ、セットプレーで先制することができました。もう一点取れればメンタル的に有利だったと思うのですが、後半は前半で行けていた部分で中盤での消耗や疲労が見えてきました。Honda FCのボールの動かし方が上手いこともあり、そこでピンチになって逆転を許しました。最後は交代した選手が決めて追いついてくれたので、結果としては良かったのと思います。負けているのと引き分けでは大きく違うと思いますので、来週ホームに戻って、ぜひ勝って優勝したいと思います。
第16回JFLチャンピオンシップ
第2戦
2014年11月29日(土) 13:00キックオフ(予定) 京都/京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場