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上位進出を懸けた戦いに注目 第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
2014年12月20日
第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は12月21日(日)、香川県丸亀競技場とユアテックスタジアム仙台を舞台に準々決勝を開催します。計36チームが参加した今大会も終盤戦に突入。ここからは、なでしこリーグ勢が準決勝進出を懸けて戦います。
浦和レッズレディース(埼玉)は伊賀FCくノ一(三重)と顔を合わせます。3回戦でノジマステラ神奈川相模原(関東1/神奈川)と対戦した浦和は、吉良知夏選手の2得点を含む6得点をマーク。守っては齊藤あかね選手を中心に相手をシュート5本に抑えて完封に導きました。チームはレギュラーシリーズとエキサイティングシリーズ(上位リーグ)を含め、今季のなでしこリーグを最少失点で優勝。今回の伊賀戦も守備から試合のリズムをつくり、勝利に近づきたいところです。
INAC神戸レオネッサ(兵庫)とジェフユナイテッド千葉レディース(千葉)の一戦も注目です。両チームは第34回大会(2012年度)の決勝でも対戦。このときは、試合終了間際の田中明日菜選手の決勝点によって神戸が劇的な優勝を果たしました。その田中選手は、今大会3回戦でドイツから神戸に復帰後、初の公式戦でプレー。髙瀬愛実選手のゴールを演出するなど存在感を示しました。一方、リーグ戦で5試合勝利から遠ざかっていたジェフですが、今大会は3回戦で藤枝順心高校(東海1/静岡)を4-0で下し、好スタートを切りました。良い形で滑り出した両チームは、どのような戦いを繰り広げるでしょうか。
2位でなでしこリーグを終えた日テレ・ベレーザ(東京)は、同3位のアルビレックス新潟レディース(新潟)と対戦します。日テレの阪口夢穂選手は、「前回大会は準々決勝で新潟に、今回と同じユアテックスタジアム仙台で敗れている。今回はその借りを返したい」と意気込みます。対する新潟は直近の日テレ戦で2-1の勝利を収めており、自信を持ってこの一戦に臨んできます。リベンジに燃える日テレと、迎え撃つ新潟の戦いからも目が離せません。
ベガルタ仙台レディース(宮城)は、ホームの仙台に岡山湯郷Belle(岡山)を迎えます。仙台は浜田遥選手が3回戦でハットトリックを達成し、坂井優紀選手も2得点を挙げるなど攻撃陣が好調。なでしこリーグのエキサイティングシリーズ(下位リーグ)6試合で18得点を挙げた勢いを、この大会でもキープしています。対する湯郷はリーグ戦のラスト3試合で計1得点と決定力不足に悩まされたものの、今大会初戦では有町紗央里が2得点を挙げるなど調子は上向き。今回も敵地の声援に怯むことなく勝利を目指します。
第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
2014年11月29日(土)~2015年1月1日(木・祝)
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テレビ放送
準々決勝
12月21日(日)14:00キックオフ予定 ユアテックスタジアム仙台
マッチナンバー【32】ベガルタ仙台 vs 岡山湯郷ベル
生中継[ NHK-BS1 ]12月21日(日)14:00~
会場情報
宮城県サッカー協会 http://www.miyagi-fa.com/
香川県サッカー協会 http://www.kagawa-fa.com/