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日テレ・メニーナが5連覇を達成! 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会
2015年01月08日
JOCジュニアオリンピックカップ 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会は1月7日(水)、J-GREEN堺(大阪)で3位決定戦と決勝を開催し、日テレ・メニーナが5連覇を達成しました。
3位決定戦
ヴィクサーレ沖縄FC・ナビィータ(九州/沖縄) 0-9(前半0-5、後半0-4) ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東3/千葉)
大会最終日、決勝に先立って3位決定戦を行い、ヴィクサーレ沖縄とジェフが銅メダルを懸けて戦いました。ヴィクサーレ沖縄はブロックをつくって守備の意識を高く保ち、機を見てシュートも放っていきます。しかし22分に先制を許すと、球際の強さで上回るジェフにフィニッシュまで持ち込まれ、前半で5失点を喫しました。
一方のジェフは、ケガで不在の大矢円佳選手がキャプテンマークを大賀理紗子選手に託します。佐藤瑞夏選手のハットトリックを含む5得点で前半を折り返すと、後半もセットプレーなどでゴールを重ね、完封勝利でメダルを獲得しました。
決勝
日テレ・メニーナ(関東1/東京) 5-2(前半2-1、後半3-1) 浦和レッドダイヤモンズレディースユース(関東2/埼玉)
5連覇を狙うメニーナと「今年こそ優勝を」と意気込む浦和の決勝戦、立ち上がりにチャンスをつかんだのは浦和でした。2分、CKを南萌華選手がヘディングで合わせ、先制に成功します。対するメニーナは、その7分後に鳥海由佳選手のパスに反応した菅野奏音選手が得点し、早々と追い付きます。34分にはCKから土光真代選手の逆転弾が生まれ、メニーナが2-1とリードして折り返します。
後半、監督から「楽しんで戦ってこい」と送り出されたメニーナは、のびのびとプレーし始めます。55分、籾木結花選手がパスカットから縦に仕掛けて左足を振り抜き、3点目。さらに56分、鳥海選手、長谷川唯選手とパスをつないで、最後は途中交代で入った船木和夏選手がしっかりと決め、浦和を突き放します。59分にも再び船木選手が決めて4点差とすると、ベンチメンバーもサポーターの叩く太鼓のリズムに合わせジャンプして喜びます。一方、点差をつけられ、何とか巻き返したい浦和は、86分にCKから1点を返しましたが、反撃もここまで。5-2で勝利したメニーナが、大会5連覇を達成しました。
監督・選手コメント
鈴木俊 監督(日テレ・メニーナ/東京)
集中力を欠いて先に失点してしまいましたが、自分たちで修正し、早い時間帯で追い付くことができて良かったです。1年間の集大成として良い攻撃を披露できた半面、守備ではもったいない失点もあったので、それを今後の教訓にしてくれればと思います。連覇を狙えるのは優勝したチームだけなので、日々の中で常に全国優勝を意識して取り組んでいました。それが形となり、とてもうれしく思います。
籾木結花 選手(日テレ・メニーナ/東京)
ゴールシーンは、中央にパスを出そうと思ったのですが、相手に当たってしまったので、シュートに変更して左足を振り抜きました。メニーナでの最後の試合で点を取りたいと思っていました。ゴールを挙げることができてうれしかったです。メニーナで過した6年間のうち5年間を、全国大会優勝で終わることができました。この6年間は、素晴らしいものになりました。
下山薫 監督(浦和レッドダイヤモンズレディースユース/埼玉)
前半の立ち上がりは、とにかく失点しないようにと試合に入りました。早い時間に先制しましたが、それだけで試合を優位に進められるとは思っていませんでしたし、1失点は覚悟していました。前半を1-1で折り返すことができればよかったのですが、追加点を奪われてしまいました。点差が広がらなければ、もう少し攻撃に人数を割きたかったのですが、後半は失点した後に気持ちを切り替えることができませんでした。
大賀理紗子 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18/千葉)
キャプテンマークを巻くのは初めてで、重かったです。試合前にキャプテンから「任せた」と言われ緊張しましたが、このマークに恥じないプレーをしよう、みんなをしっかり引っ張っていけたらと思ってプレーしました。銅メダルは大会に来ていない選手も含め、全員で獲得したものだと思っています。私にとっては最後の大会ですが、良い内容の試合もありましたし、チームとしてレベルアップできました。
JFA-TV
JOCジュニアオリンピックカップ 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会
2015年1月3日(土)〜2015年1月7日(水)
大阪/J-GREEN堺
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