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ACL王座奪還へ!JFA、Jリーグ、出場クラブが集結 AFCチャンピオンズリーグ2015
2015年01月15日
日本サッカー協会とJリーグ、AFCチャンピオンズリーグ2015(ACL)に出場する4クラブの代表者が1月14日(水)、JFAハウスに集結し、ACL出場クラブミーティングを開催しました。日程やACLサポートプロジェクトに関する確認を行い、2月24日(火)の開幕に向けて気持ちを一つにしました。
今シーズンのACLにはガンバ大阪、鹿島アントラーズ、浦和レッズが出場。また、柏レイソルは2月17日(火)に開催されるプレーオフに出場します。
出席者コメント
日本サッカー協会 大仁邦彌 会長
ACLは2008年のガンバ大阪を最後に日本クラブの優勝がなく、一昨年からサポートプロジェクトをスタートさせ、人的な支援や財政支援を行ってきました。しかしながら、なかなか世界につながっていかないというのが現状だと思っています。スケジュール面もそうですが、ACLに対する意識も変えなければいけないと思っています。Jクラブの最終的な、究極の目標はやはりFIFAクラブワールドカップ(FCWC)の優勝だろうと思います。ACLがそこに向けた道ですので、この大会をもっともっとみんなが大事に思わなければいけない。クラブも選手も指導者も、そして、ファン・サポーターもそういった意識をもたないといけないんじゃないかと思います。皆さんが注目していただけるように、この試合が大事だということを意識してもらえるように、これからみんなで努力していきたいと思っています。JFAとしましても、これまでの様々な支援に加えて、今までとは違うかたちで従来以上に金銭的な支援を充実させていきます。
Jリーグ 村井満 チェアマン(ACLサポートプロジェクトリーダー)
ACLに向けて議論を何回か繰り返しておりますが、大仁会長の叱咤激励を受けながら、是が非でも結果を残したいと考えています。サポートプロジェクトとして打てる手は、全て打ったつもりです。金銭面やスカウティング、人的サポートはもちろん、日程面においても、日程を緩くするということではなく、ACLに出ているチームもACLに出ていないチームも同じコンディションでJリーグを戦う。4チームで戦うのではなくて、全てのJ1 チームが共に戦うということで日程面でのイコールコンディションに留意したつもりです。4クラブにはきっちりと全力で結果を出してほしいと思っています。
我々も、Jリーグをあげて戦うチャンピオンズリーグにしたいと思っております。
鹿島アントラーズ 鈴木 満 常務取締役
4年ぶりのACL出場を非常にうれしく思うとともに、Jリーグを代表して出ることにあらためて責任を感じています。これまでの経験から言っても、フィジカルであったり、高さであったり、その辺で難しい戦いになったということもありますので、今回の出場にあたり、ACLを意識した補強をしました。日程調整には私自身も加わりましたが、かなり複雑で難しい調整でした。結果的に、こんな言い方をしては失礼ですが、「Jリーグやるじゃん」というくらいの調整ができたと思います。4年前にACLに出たときと比べても財政、人的支援含めかなり環境は整ってきていますし、良くなっていますので、あとはクラブが結果を出すだけだと思っています。強い気持ちをもって、Jリーグを代表して戦って優勝できるように頑張ります。
浦和レッズ 淵田 敬三 代表取締役社長
JFA、Jリーグの財政面や人的支援、特に各クラブにも影響する日程面の配慮をいただきながら戦っていけることに対し、感謝しています。昨年の夏頃から、ACL出場も念頭に置きながら、クオリティーとクォンティティー両方の命題を持って、強化に取り組んできました。現段階では、自分たちでできるところまでは取り組むことができたと思っています。2007年のACL優勝や3度の出場、FCWCの経験もあるので、これらを生かしながら何とか勝ち抜いていきたいと思っております。われわれはリーグ戦も大事だと思っています。補強もし、リーグ戦もしっかりと戦い抜けるような陣容だと思っております。何とかタイトル目指して頑張ってやっていきたいと思います。
柏レイソル 萩原 靖 代表取締役社長
柏レイソルはまだ3.5枠のうちの0.5です。したがって、0.5を1にすべく、まずは全力で取り組んでまいります。そのために、これまで20年続いてきたジェフとのプレシーズンマッチ「ちばぎんカップ」を今回はやめて、2月17日のプレーオフに全力で取り組んでいきたいと思っています。2011年にFCWCに出場することができ(開催国枠)、2012年、2013年はいずれもACLに出場しました。そして昨年はスルガチャンピオンシップで南米チームと対戦しました。そういった国際試合の経験を生かしながら、新しいレイソルのサッカーで一戦一戦を勝ち抜き、できれば過去以上の成績をあげたいと思っています。
ガンバ大阪 野呂 輝久 代表取締役社長
ガンバ大阪は2012年まで5年連続でACLに参加しました。2013年にはJ2に降格し、2年の休憩がありましたが、その間にはアジアのサッカーの普及あるいは技術レベルの向上を目指してアカデミーを中心にインドネシアやミャンマーなどで活動をしてまいりました。痛感したのは、やはりガンバ大阪がACLでチャンピオンになっているイメージが残っているということです。やはりアジアでのJリーグのプレゼンスを上げるためには、ACLでチャンピオンになること、これが必須だと考えています。2008年からはずいぶんと遠ざかっておりますけれども、ぜひ今回はJリーグ覇者としてチャンピオンを目指したい。もちろんFCWCも取りたいと考えています。
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