3月1日（日）、岐阜県羽島郡笠松町の「岐阜県フットボールセンター」にてキヤノン ガールズ・エイト東海 順位決定トーナメントを行い、三重県女子トレセンU-12シルバーが優勝、愛知ドリームレディースエンジが準優勝、静岡中部・西部女子トレセンが3位という結果で大会を終えました。

選手コメント

ンザング 丹羽 茜澄美 選手（三重県女子トレセンU-12シルバー)
3ピリオドの試合を初めて経験しました。限られた時間の中でどれだけ得点し失点を防ぐかがすごく大切だと試合で感じることができました。
少し緊張して普段通りのプレーはできなかったけれど、試合をしていくうちに得点することができ、自分のよかったところと失敗したところがはっきり分かったので、今日のことを忘れずに、これからのプレーにつなげていきたいです。

山口あずみ 選手（愛知ドリームレディースホワイト）
この２日間は全力でサッカーをしました。自分の中ではダメなプレーもたくさんあったけれど、良いプレーもありました。良いプレーができた時はうれしくて気持ちよかったです。最終試合の最後までゴールと勝利を狙ってプレーしました。いい場所でパスを受けて、良い場所にドリブルで行くことができてても、良いシュートを打てずにゴール出来ませんでした。でも、いつも仲間やコーチが声をかけてくれました。この大会を忘れずに、練習してもっと上手になれるように頑張ろうと思います。

水向華 選手（岐阜県選抜-B)
雨の中みんな一生懸命走っていたし、パスも回すことができていたのでよかったです。私はDFとして、ボールをとるところはしっかりと奪うことができたけれど、縦に抜かれて危ない場面があり、チームのピンチを招いていたので直したいです。ベンチからもみんな声を出していて、試合に出ている選手も出ていない選手も一丸となって戦うことができて良かったです。

総評

山口小百合 ナショナルトレセンコーチ女子担当
東海大会は4県から12チーム、216人が参加しました。1日目は快晴の中、3チームのグループリーグで2試合、2日目は順位決定トーナメントで2試合を行い、2日間で各チーム4試合の経験をすることが出来ました。選手たちにとって3ピリオドで行う試合は初めての経験となりましたが、戸惑うことなく今までトレーニングしてきたことや得意なプレーをたくさん見せてくれました。2日間チーム全員で勝利を目指し、サッカーを楽しむ姿を見ることができ、非常にうれしく思いました。

チームスタッフの方々には、U-12年代のベーシックな部分ですが、重要なパス＆コントロールのトレーニングを体感していただき、指導のポイントを再確認していただきました。また、夜の講義では今大会にご協賛いただいた大塚製薬株式会社より水分補給についてお話をいただきました。

1日目は快晴で比較的暖かい中で大会が行われました。2日目は、せっかくの大会なので良い天候の中でプレーをさせてあげたかったのですが、あいにくの雨となりました。夜の講義のあと、雨の確率が高い翌日の大会運営をどうするべきか、参加チームのスタッフを交えて議論をし、冬の冷たい雨の中で選手達への影響を最小限にするために、ピッチ数を増やす手配や試合の順番を変更して実施することになりました。雨の中でプレーする経験の少ないこの年代の選手たちにとっては、悪コンディションで試合をする経験も今後のサッカー人生における財産になるのではないかと思います。

大会には選手、指導者、審判、運営などそれぞれの関わりは様々ではありますが、今後はこの大会に関わる全ての参加者がさらに良い大会にしていくための工夫や努力をして、大会を育てていければと思います。

事前の準備はもちろんのこと、急な変更にご対応いただいた岐阜県サッカー協会の皆様、関係者皆様のご尽力に感謝いたします。ありがとうございました。

キヤノン ガールズ・エイト　～JFA東海ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会～

2015/2/28（土）～2015/3/1（日）
岐阜県羽島郡笠松町江川堤外、岐阜県フットボールセンター（人工芝）
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